ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

ホーキング博士「神は存在しない。なぜなら・・・」

f:id:miyashinkun:20190621203129j:plain

  『ビッグ・クエスチョン 〈人類の難問〉に答えよう』NHK出版、2019年発行(原著は2018年)。昨年亡くなったホーキング博士、最後の書き下ろしです。

 

  いずれもbig10の?ですが、もしもbiggestを選ぶとすれば「1 神は存在するのか?」と言うことができるでしょう。

  博士のアンサーは、

神は存在しない。なぜなら、ビッグバン以前には時間が無いので神が宇宙を創造するための時間も無かったからだ。

  こう端的に結論だけを紹介するとまるで一休さんのトンチ問答みたいですが、もちろんロジカルに説明されています。

 

  全体を通して難解な理論に言及しながらも博士のアンサーは十分理解できるように書いてくれています。ただし私には56がかなり難しかったですけど。

 

  本書で博士は繰り返し「神は存在しない」とハッキリ言い切っています。

  博士の著書や論文を言わば裏読みした上での「ホーキングも神を信じていたフシがある」旨の推測は「誤解」の類と言わざるを得ないのではないでしょうか。 

miyashinkun.hatenablog.com

 

さてコレは何でしょう?

f:id:miyashinkun:20190618153733j:plain

  

和歌山県白浜アドベンチャーワールドのパンダ桜浜(4歳5カ月♀)です。

右は結浜(2歳9カ月♀)。6月17日に、アドベンチャーワールドに行ってきました。 

f:id:miyashinkun:20190618154214j:plain

私は🐼の背中も大好きです。

f:id:miyashinkun:20190619200742j:plain

そして、ボリッ!バリッ!いつ見ても惚れ惚れするような食べっぷり↑↓

miyashinkun.hatenablog.com

f:id:miyashinkun:20190619201858j:plain

モチロン赤ちゃん彩浜(10カ月♀)は可愛いことこの上なし。手前は母 良浜(18歳)。
 

f:id:miyashinkun:20190618155616j:plain

園内のパンダ肉まん

f:id:miyashinkun:20190618155718j:plain

和歌山県南紀白浜空港レストラン「スカイアドベンチャー」のパンダカレー

もちろん🐼以外にもたくさんの動物たち

f:id:miyashinkun:20190619203331j:plain

f:id:miyashinkun:20190619203249j:plain

f:id:miyashinkun:20190619203219j:plain 

f:id:miyashinkun:20190622183939j:plain

 

 

「八日目の蝉」は普通のことだったのか!?

セミ成虫の寿命1週間は俗説!」↓

www.sanyonews.jp

たとえば、映画化やドラマ化もされた小説『八日目の蝉』。タイトルは、実現を切望する奇跡という含意だったが・・・

この少年が調べようと思った動機は「死骸が少なすぎる」。ミンミンと大合唱するほどの数が一週間で死ぬ割には、、、というようなコトなのだろう。ホントに素晴らしい!!

樹木希林の思い、浅田美代子の凄演

erica38.official-movie.com

 公開中の映画「エリカ38」を観た。浅田美代子が詐欺犯役で主演。
 1970年代ドラマ「時間ですよ」で共演して以来 家族同然に親しくしている浅田美代子に代表作を作ってあげようと樹木希林が企画したと、希林の最期までの日々に密着したNHKドキュメンタリー番組で紹介されていた作品である。
 希林の思いに応えるような、凄演だった。

 彼女と同年代の私には、「時間ですよ」でデビューした可愛いこちゃんイメージ。
 今世紀に入ってからはバラエティ番組でおちゃらけてもいたが、2015年に上映された「あん」↓ではいい人や優しい人ばかりの中で唯ひとり心が黒々とした人物を演じきって意外な?役者魂に驚かされた。

 本作「エリカ38」では、バーホステスのかたわら「マルチ商法」に手を出して口八丁で生きてきた彼女が、根っからの詐話師にして詐欺師男(平岳大)の共犯としてそれまでとはケタ違いのカネをおおぜいから騙し取る。その悪女ぶり、アイドル時代そのままのベビーフェイスだけにかえって凄みが増す。
 メイクや服装によって38歳と称していただけある見た目だったが、ラストの服役中は実年齢通り(以上)の老けぐあい。
 やっぱり役者魂はホンモノだった。

 逃亡先のタイで「恋人」になった青年が効いている。根はワルではないが 日々を生き抜くために嘘をつくことが習い性になっていて、出会った最初から彼女はそれが分かっていた。
 そんな青年の姿は、詐欺共犯になるまでの彼女に近似する。(彼も、38歳ならぬ美代子実年齢に気づいていた。)

 彼女の要介護状態母親役で希林も共演。美代子ラストの老け顔は希林とソックリに見えた。これまた凄!

 浅田美代子以外の見所がどれほどあるかは些か微妙だが。 

miyashinkun.hatenablog.com

 

クセ球? 映画「パリ、嘘つきな恋」を観て

paris-uso.jp

公開中のフランス映画。2018年制作。
ハートフルなラブコメといった評が多いようでそれに異を唱えるわけではないですが、併せてなかなかのクセ球だと思いました。本当の車椅子と嘘の車椅子の両主人公のうち後者が支社長を務めるのが靴の販売会社であることからしてブラック度強めのウイット(「靴」がストーリーのキーにもなるわけですが)。あ、エスプリと言うべきかしら。 中盤までの今どきあまりにもステレオタイプなキレイゴト実は偏見そのもの的なセリフ群の意図(があるとすれば)もイマイチ不明。障害有無にかかわらずの共生に正面からアプローチした作でないのは明白ですが、斜めからのアプローチなのかただただ斜めから描いただけなのか些か微妙と感じました。
たまたま直近で観たドイツ映画↓がド直球だっただけに、ナルホド仏独それぞれらしいなあとも思いました(あくまでもイメージ的に)。

miyashinkun.hatenablog.com

 

「ゴミ清掃員、ときどき芸人」

f:id:miyashinkun:20190603155538j:plain

『ゴミ清掃員の日常』原作・構成/滝沢秀一 まんが/滝沢友紀 2019年5月発行

お笑い芸人を始めて今年で21年にしてゴミ清掃員を始めて今年で6年の滝沢秀一。「お笑いという幹より 枝葉のゴミ清掃員の方が太くなり 根を生やした」日常を漫画で描いた。漫画を描くのは初めてという妻・滝沢友紀の作画がまたとっても魅力的。表紙のように、ウマヘタというのとも違う、ホントにいい感じの絵だ。(ウマヘタってもう死語?)

百日紅が早くも咲いた

f:id:miyashinkun:20190601174251j:plain

地面で咲く赤い花はツツジです。なんでもかんでも異常気象とは言いたくありませんが、百日紅ツツジが同時に咲いているのも珍しい?

昨秋には百日紅の花と紅葉が↓

miyashinkun.hatenablog.com

4年前にはツツジアジサイ↓ 

miyashinkun.hatenablog.com

 

映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」を観ました

映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」公式サイト 2019年5/17公開

 

 2018年ドイツ制作。傑作でした。
 この邦題からいろんな内容を想像されると思いますが、たぶん全て外れていることでしょう。

 観ていて とても怖ろしくなりました。と言っても いわゆるホラー映画ではありません。1956年ハンガリー動乱と同時期の東ドイツの高校生たちの「反革命」行動をめぐるストーリー と書けば、どんな種類の怖さか察していただけるかも。付け加えれば、邦題の「希望」は 数年前に近代フィルムセンターの欧州映画特集で観たドイツ映画「西という希望の地」で描かれた東ドイツ人にとって西ドイツがそうであったという「希望」と同義です。

 「凄み」ある党官僚を演じた女優が佐藤仁美にソックリ(人種が異なるのに)。声も似ていました。「顔が似ていれば骨格が同じようなのだから声が似るのは当たり前」と あるミュージシャンが教えてくれた通りだわ。

 ご参考をもう一つ付け加えれば、↓「ドイツのメルケル首相は〜「ベルリンの壁」の向こう側にある「自由」に憧れていた自身の経験を紹介しつつ〜」。周知の通り メルケル氏は東ドイツで育ちました。

headlines.yahoo.co.jp

女優・佐藤仁美↓(ネットから拾いました)

f:id:miyashinkun:20190531111355j:plain

 

究極の⁉︎ニッチ花

f:id:miyashinkun:20190529160722j:plain

 

f:id:miyashinkun:20190529180228j:plain

ドクダミは強いとは聞きますが、鉄板の隙間の僅かな土に!?  まさか側溝の底から伸びているってことはないでしょうけど。今日の南武線登戸駅です。

いろんな「ニッチ」に出会ってきました↓

miyashinkun.hatenablog.com

 

 

 

駅構内でツバメ子育て中

f:id:miyashinkun:20190529175727j:plain

巣に止まっているのが親鳥、ちょっとだけ頭が見えているのが雛と思われます。小田急線。
バードリサーチというNPOが フンの受け皿?(雛転落受け??)を設置していました。

去年はこんな所に↓

miyashinkun.hatenablog.com