北條民雄(と川端康成)

北條民雄(1914-1937)著『いのちの初夜』は、著者自身と思しき主人公が ハンセン病患者を隔離する病院に入院した日の翌夜明けまでを描いた短編小説。その1930年代当時は医療水準上も社会通念上も「不治の病」であった。「何もかも奪われてしまって、唯一つ、生命だけが取り残された」 絶望感(の三文字では言葉が軽すぎる…