車中コマ切れ読みか 家で一気読みか、選択をチト間違えることがあります。
本作は、「次は大手町 大手町です」にジャマされず 読み耽るべき小説でした。
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』ハヤカワepi文庫 2008年(原著は2005年)。
最初からテンポよいストーリーテリングながら どんな方向の話なのかイマイチ ?でしたが
1XXページ目でイキナリ方向づけられ
その後も話がドンドン転がって、、、
余韻も残ります。表紙のカセットテープにも深〜い意味が。
昨春 本作を読んでイシグロ小説にハマり、翻訳されている全作を読み通しました。
TBSで連続ドラマ化され、昨夜スタート。
私が今までに見た 小説の映画化やドラマ化にはガッカリが少なからずでしたし、とりわけ本作はいろんな意味でドラマ化難易度が高そうですが
小説の読み応えが最高級だっただけに 期待!「どうせドラマは、、、」と食わず嫌い的にオイシイところを逃すのはモッタイナイから。
で、第1回を見ました、、、うーん^^; もう一回は見てみよう。
綾瀬はるかは主人公のイメージに合ってるとは思うけど。