行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

人類最大!の権力闘争

峯村健司『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』小学館、2015年

13億人の民を統治する中国共産党
総書記(習氏)を頂点とした
政治局常務委員(7人)→政治局員(25人)→中央委員(205人)→→党員(8600万人)
ヒエラルキー

モノ言いが「率直」だった(良し悪しは別として)小泉首相の言「政治の要諦は権力闘争」。しかし「人類最大の〜」に比べると我らがソレはあまりにも微温的と言って過言ではないだろう。間違いなく。

高官たちの豪華な別荘、米国への巨額資産移転、愛人三昧。
北京大学中国社会科学調査センターが2014年7月に発表したジニ係数(0〜1の間で1に近ずくほど所得格差大)は0.73 ※日本は0.37。0を目指すはずであろう(あったろう)共産主義国家で、、、

本書で述べられているすべては著者自身の取材に拠っている(とのこと)。

隣国の「今」についてオノレの頭で考えるために。