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行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

短編の名手

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短編小説の名手を発見!(私的基準)

著者は 「ゆれる」「ディアドクター」で知られる映画監督。「永い言い訳」がこの秋公開予定。

長編『ゆれる』『永い言い訳』も読み応えがあったが
とりわけ短編(写真)、前世紀のビールCM流に言えば コクがあるのにキレがある。

2009年発行『きのうの神さま』収録5篇のうち、映画「ディアドクター」の直接的原型が一つ 間接的原型が二つ 間接的な間接的原型が一つ(と私には読めた)。

2012年発行『その日東京駅五時二十五分発』の「その日」は1945年(昭和20年)8月15日。
文庫版解説で高橋源一郎は「傑作としか言いようのない」「素晴らしい小説」と書く。だけど彼が「かつて味わったことのない種類の」「大きな衝撃を受けた」のはソコではなく・・・