2017-10-06 小説のクライマックス(カズオ・イシグロ) 本 イシグロ 小説のクライマックスとして 私が印象深いのは たとえば 村上春樹『1Q84』の オーウェル『1984年』と真逆的なラスト。(タイトルを見るだけでも ハルキが『1984年』を意識して書いたのは明らかと思います。併せ読みをお薦めします♬) そしてカズオ•イシグロ『充たされざる者』。文庫本900ページ超の800ページ台、脇役ワンオブゼムのふつうドラマチックたり得ない ある行動が奥深いクライマックスに。非凡なる平凡 とでも言うべきかワタシの知る限りでは類のないストーリーでした。 miyashinkun.hatenablog.com