2016-09-20 津村記久子『うそコンシェルジュ』 本 『新潮』9月号で、津村記久子を初めて読みました。 二段組19ページの短短編。「うそを見破れないけれども、うそがばれたこともない」と冒頭で語る小林みのりは、30代半ば(『コンビニ人間』主人公と同年代)の「仕事に疲れた地味な女」。姪から「うそコンシェルジュ」を頼まれて・・・ 著者の作をもっと読んでみたいと思いました。 『新潮』9月号を借りたのは、社会学者岸政彦の初小説が載っているからです。次作を読みたいとは思えませんでした。 miyashinkun.hatenablog.com