読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

三木卓『K』

f:id:miyashinkun:20160921133437j:plain

同年代のあいだでは結婚何周年の話題がときどき出ますが

刊行された2012年に評判になった三木卓『K』は

「Kのことを書く。Kとはぼくの死んだ配偶者で~」と書き出され

何十年間も夫婦であった妻に対する心情と

夫が想像する、妻の心情が綴られています。

二人とも作家で「創作のために」長く別居するなど私どもとは全然共通性がない話も、所々で覚えた共感(およそ夫婦の普遍性?)も、全体にわたって読み応えがありました。