村上春樹さんの「騎士団長殺し」発売前に重版 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
何年か前に読んだ 村上春樹『1Q84』。本筋にも本質にも全然関係ありませんが
「BOOK3」58ページの、(たとえば『食べたいものを食べたいだけ食べて痩せる』なるタイトルの本なら)「中身がまったくの白紙でも売れるかもしれない」という一文に思わず笑いました。 彼自身にまつわる状況を(予言的に)ネタにしたかのような(「村上春樹の本なら~」)秀逸なブラックユーモアになっていて。
『1Q84』、とてつもない小説でした。「表と裏」がキー概念の一つになっていましたが、本作自体がオーウェル『1984』と表裏の関係になっているとも思われ。