行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

「失敗国家」のありのまま

高野秀行『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家ブントランドと戦国南部ソマリア本の雑誌社、2013年発行。2013年講談社ノンフィクション賞

無政府状態と言われているアフリカ東部の「ソマリア」。

混乱の極みで政府が機能しないという意味での「無政府」状態ではなく

文字通り政府が存在しない、無政府状態。

それがどんな「状態」なのか

「国」内の要所要所に深ーく入り込み

手際よく読みやすい文章で報告した一冊です。

というわけでまさにオススメなのですが

「ジャーナリストによるルポ」と思って読むとしたら少々テイストが異なりますのでいちおう申し添えます。

著者が「ソマリ人の仲間」と認められてある「しるし」を渡されるラストにはいきなりジーンときた。そういう種類の本ではないので「サプライズ感動」でした。

 

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