行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

阿久悠が50年間の100曲を

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一世を風靡した作詞家が「心にのこる歌、記憶にのこる歌を、幼時からひっぱり出して来て百編のエッセーを書いた」(著者あとがき)。まさに「五十年間の日本と、五十年間の『私』という人間の年史」(著者あとがき)たりえている一冊。1999年発行。

1940年から1989年までの100曲。その中には1958年生れのワタシにとって懐かしい「帰ってきたヨッパライ」(ザ・フォーク・クルセダーズ)、「恋の季節」(ピンキーとキラーズ)、「ブルーライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)、「学生街の喫茶店」(ガロ)、「神田川」(かぐや姫)、「およげ!たいやきくん」(子門真人)、、、そして沢田研二桜田淳子山口百恵らの曲も。

一曲目は「湖畔の宿」。本書全体の書き出しとして「気に入っている」(著者あとがき)との、その冒頭は「兄は十七歳で志願して海軍に入り、十九歳で戦死した。終戦の一ヶ月前のことである」。

おおぜいの十代が出征し、おおぜいの十代が戦死、、、いろんな本を読んでいつもいつも思い知らされます。
ワタシの父も終戦の年に15歳で予科練に入りました。