行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

阿川弘之『雲の墓標』

1942年に東大を繰り上げ卒業し 海軍予備学生として入隊した著者の体験を踏まえた、日記仕立ての小説。1956年発行。(著者は阿川佐和子さんの父)

 

京大学徒吉野次郎は昭和18年(1943年)12月10日 広島の海兵団に入った。その当初は「戦局は日本に有利な状況ではない。しかし米国にとっても必ずしも有利な状況ではあるまい」との希望的観測を持ち、海兵団での教程が修了する一か月余後には士官になり 戦場で兵たちの「生死をにぎって、其の指揮をとらねばならぬ」と覚悟していた。

しかし 翌1月から内地の海軍部隊を転属していくうちに、希望的観測などは到底持ち得ないほどの戦力差が分かってくる。そして「戦場で指揮をとる」状況は結局訪れず、特攻の指名を待つだけの状況になっていった、、、

 

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