行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

寅さんと浜ちゃん

60年代末から90年代半ばまで制作された映画「男はつらいよ」(寅さん)シリーズと80年代後半からゼロ年代にかけての「釣りバカ日誌」シリーズは、戦後社会史のちょっとした勉強になるかも。

第1作で結婚した(今や死語化しつつある「祝言を挙げる」 と言っていた)寅さん妹さくら夫婦の住まいはアパート→一戸建て、、、ポスト高度成長期にも給料はいちおう右肩上がり。その夫ひろしが勤めるのが、ちょうどこの時期に斜陽化した活版印刷工場。所帯を構えた当初の電話は、呼び出し。携帯は登場せず(公衆電話の名迷シーン多数)。
釣りバカ浜ちゃんが勤める建設会社。共用だったパソコンが一人1台になり、ブラウン管が液晶になり。携帯が登場。スマホはまだ。食卓でも会議中でも煙草 フツーに吸っていた。そして、「バブル」期とポスト「バブル」期の、戦後昭和「企業文化」がだんだん薄れていく(良くも悪くも)中での、珍騒動あれこれ。

毎週土曜夜BSジャパン、「釣りバカ日誌」放映中。西田敏行浜ちゃんもホントにおもしろい。渥美清寅さんにゼンゼン引けを取らないと思うなあ。

 

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