きのう記者会見で、教育勅語について「現代的にアレンジをした形で、今の例えば道徳等に使うことができる分野は十分にあるという意味では、普遍性を持っている部分が見て取れる」という見解そのものについては措くとして
「(普遍性を持っているのは)どの部分?」と記者から問われて「同胞を大切にする」と「国際的な協調を重んじる」を挙げました※が、それらを「現代的にアレンジ」しているのが他ならぬ日本国憲法ですね。国際協調主義は言うに及ばず、「同胞を〜」は「互いの人権を尊重する」という形で(なければなりません現代では)。だったら 「道徳等」では日本国憲法を教材に使ってその理念を深く学べばよいのでは?と思いました。
※大臣発言は「同胞を大切にするとか国際的な協調を重んじる などの基本的な記載内容について現代的にアレンジして教えていこうという動きがあり、検討に値する」。
↓TBSニュース