ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」を観ました

映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」公式サイト 2019年5/17公開

 

 2018年ドイツ制作。傑作でした。
 この邦題からいろんな内容を想像されると思いますが、たぶん全て外れていることでしょう。

 観ていて とても怖ろしくなりました。と言っても いわゆるホラー映画ではありません。1956年ハンガリー動乱と同時期の東ドイツの高校生たちの「反革命」行動をめぐるストーリー と書けば、どんな種類の怖さか察していただけるかも。付け加えれば、邦題の「希望」は 数年前に近代フィルムセンターの欧州映画特集で観たドイツ映画「西という希望の地」で描かれた東ドイツ人にとって西ドイツがそうであったという「希望」と同義です。

 「凄み」ある党官僚を演じた女優が佐藤仁美にソックリ(人種が異なるのに)。声も似ていました。「顔が似ていれば骨格が同じようなのだから声が似るのは当たり前」と あるミュージシャンが教えてくれた通りだわ。

 ご参考をもう一つ付け加えれば、↓「ドイツのメルケル首相は〜「ベルリンの壁」の向こう側にある「自由」に憧れていた自身の経験を紹介しつつ〜」。周知の通り メルケル氏は東ドイツで育ちました。

headlines.yahoo.co.jp

女優・佐藤仁美↓(ネットから拾いました)

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