ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

なんで「戦場」などと言うのかなあ

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慶事にイチャモンつけるつもりは毛頭ありません。

小泉進次郎氏「政治の世界って、私からすれば戦場。」
いつ選挙があっても対応できるように!としばしば国会議員たちが「常在戦場の心構え」と口にするのを、いつも どうかと思っています。先頭に立って平和を守りかつ創り上げるべき(ですよね?)国会議員が、戦争肯定の意味合いはないとはいえ比喩としてアッサリ「戦場」とはいかがなものでしょうか。言わんとすることを表す言葉は他にいくらでもあるでしょうに。

一部を切り取ってではないことを示すために、「〜戦場。」に続く小泉氏の言を転載します↓
「いつ、命を落とすか分からない。常にどこかこわばって緊張感を持ち、警戒心を解かず、寝るときもいつも鎧(よろい)を着たまま寝ているというかね。そういった環境がずっと続いてきた中で、不思議と彼女といると、この場所は『鎧を脱いでいいんだな、武器を置いていいんだな、無防備でいいんだ』というふうに思えた。」
↑例えとしての「戦場」を続けています(しかも観念的な)。微笑ましいノロケと感じられる向きもあるだろうと思います。だけど私はノロケだけで済まされないのではと思います。理由は前段で述べた通りです。次次代のリーダーと目される氏だからこそでもあります。
(「ノロケ」の部分は70余年前の「銃後の守り」を連想させる、とまでは言いませんが。)