今春の四年制大学進学率は男が56.6%、女が50.7%でその差が過去最小の5.9ポイント↑
武庫川女子大学教育研究所がまとめた表↓から男女差の推移をみると、
1970年20.8ポイント、1980年27.0ポイント、1990年18.2ポイント、2000年16.0ポイント、2010年11.2ポイント。
言うまでもなく進学に限らず人生の進路は個々人それぞれの選択である。
そのことを逆から言えば個々人の選択を阻害するバリアが社会にあってはならないが、かつての大きな男女差は「女が4大に行くなんて」という社会的「圧力」や4大女子は就職に不利という社会的現実を踏まえなければ説明がつかないであろう。
2005年に日経新聞に連載されて一世を風靡した 渡辺淳一氏性愛文学の極めつけとも言われる小説『愛の流刑地』での40歳代男性主人公の独白「女は短大卒がいい」に、後輩社員の4大卒女性が大憤慨していたのを思い出した。