ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

美術

西洋美術館 知られざる?見どころ

常設展示エリアの「考える人」等ブロンズ像が並ぶこのコーナー、陽が差し込む午後、とってもいい感じ!

「横尾忠則 寒山百得展」

東京国立博物館の表慶館で開催中。横尾忠則ワールドを堪能しました。 2021年9月から2023年6月までに描いた100〜150号クラスの大型絵画が102点。 中国1000年以上前の伝説の「自由人」寒山と拾得がいろいろな「場面」に顔を出します。(ぜんぶ撮影可でした。)…

マティスの絵に

こういう感じのがありましたよね。 ゼリーです。新宿のデパ地下でゲットしました。 涼しげ。この時季にピッタリ。和菓子って季節感をホントに上手く表しますね。 マスカット味でした。

「祈り・藤原新也」展

世田谷美術館で開催中の「祈り・藤原新也」展を観ました。 言わずと知れた、写真家にして文筆家の藤原新也氏。今まで50年間の表現活動の中から、氏自身が写真・短い文章・書・絵画を選んだ企画展です。(ごく一部以外は撮影可でした。) 1980年代初め、「ニ…

ウクライナでバンクシー

今月ウクライナで見つかったバンクシーの作品を見ると、 去年バンクシー展を観たときの感想 言葉は悪いが奇をてらっているとも言えそうな「見せ方」と真逆的に、作品そのものが発するメッセージは真正面からの直球 がまさに言い当たるように思えます。 ↓去年…

国立西洋美術館 リニューアルオープン

2020年10月から改修工事のため休館していた 上野の西洋美術館がこの4月9日にリニューアルオープン。 鑑賞後。モネの「睡蓮」を常設展示の当館らしく、その名も「カフェ すいれん」にて。キラキラ輝く新緑もまた絵画的。

川崎市 岡本太郎美術館

開催中の常設展「岡本太郎と夜ー透明な混沌」を観に行きました。絵画10点ほど、造形数十点。一部例外以外、撮影OKでした。 タイトルは「ノン」 一瞬「あ、カネゴン!」と思い、二瞬目に「カネゴンとどちらかがどちらかのモチーフ?」と思いましたが、あとで…

ポンペイ展を観て

東京国立博物館で開催中のポンペイ展に行ってきました。 充実の本展は各方面で既に様々取り上げられていますので、ちょいと角度を変えて・・・ 紀元後79年のヴェスヴィオ山噴火による火山灰に覆われて、ローマ帝国の都市ポンペイ社会のありのままが残されま…

いちはらアートミックス2020+ 開催中

「いちはらアートミックス2020+」(別名「房総里山芸術祭」)が開催されていて、小湊鉄道周りでもアート作品がちらほら見られました。 養老渓谷駅には、レオニート・チシコフ氏による「私の月はいつも旅行中− 7つの月を探す旅 最終駅 −」。キャリーバッグに…

バンクシーの手にかかると

バンクシー、2006年の作品。「バンクシーって誰?展」で撮影可でした。 作品中央の少女は、ピュリツァー賞1973年受賞写真「ナパーム弾から逃げる少女」に写った、ベトナム戦争の戦火で背中に火傷を負い裸で逃げている少女です。 「〜誰?展」での作品説明に…

バンクシーって誰?展

「バンクシーって誰?展」を観に行きました。 バンクシーと言えば、世界中でストリートアートを残したり有名な美術館に無断で展示したり極めつけはオークションでの「細断事件」と、まずは作品の「見せ方」で大きな話題になりますね。 本展は、実際のストリ…

口の中がバクハツだ!?

妻が岡本太郎美術館に行ってきたお土産です。 ふつうに甘い小倉あん菓子と思いきや、、、 食べたあと裏をみたら、ちゃんと書いてありました。 改めて表を見るとナルホド 絵は唐辛子のイメージですな。「太郎の夢」とはいかなる含意? 岡本太郎ならではの茶目…

横尾忠則展 圧巻!600点以上

10月17日まで開催中の「GENKYO 横尾忠則展 原郷から幻郷へ、そして現況は?」を東京都現代美術館に観に行きました。GENKYO 横尾忠則 [原郷から幻境へ、そして現況は?] (exhibit.jp) 「60年以上にわたる横尾芸術の全貌」と銘打たれています。今年制作作を含…

東京ステーションギャラリー 「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜」展

www.ejrcf.or.jp 展示されている80余点どれも、見入ってしまうほど素晴らしかったです。とりわけ圧巻なのが、立ち上がった姿の等身大ヒグマ。ごく間近で見れます。体毛のフサフサ感は木彫りとは到底思えないほど。 東京駅丸の内北口駅舎内の東京ステーション…

銀銅メダル

1936年ベルリン五輪の陸上競技棒高跳びで大江季雄、西田修平両選手の記録はともに2位相当の4メートル25だったが、「日本人同士で争うことはない」と2、3位決定戦を辞退。日本側は、西田を2位、大江を3位と届け出て、これが公式記録として認められた。帰国後…

『電線絵画』

日本初の電信柱・電信線が描かれた樋畑翁輔による幕末期の一点「ペリー献上電信機実験当時の写生画」(1854年(嘉永7年))を皮切りに、明治初めから現代までの 本書タイトルで「電線」と総称される電信柱・電力柱・架空線が描かれた絵画100数十点を収録。2021…

古代エジプト展を観ました

いろいろな副葬品が展示されていた中に、永遠の生を得たあかつきに来世で要る物の中にビール醸造所の模型がありました。被葬者は大のビール党?? ミイラも数体、展示されていました。 それにしてもミイラになった人たち、何千年後にあちこち持ち運ばれて現…

葉山の地ビール

行く先々に地ビールがあります。 ↑は一色海岸沿いにある神奈川県立近代美術館葉山館併設レストランの「葉山ビール」です。 窓から見える黒い物体は作品です。向こう側には海が見えます。 ↓他にも屋外にいろいろな作品がありました。後ろの白い建物が美術館で…

「黒」を好んだ画家ルドンだからこそ?

mimt.jp 三菱一号美術館で「ルドン、ロートレック展」を観ました。 オディロン・ルドン(1840-1916)が前半期に描いていたモノクロ作品が何点も展示されていました、、、ふと外を見ると美術館の中庭には真っ黒くろのカラスが一羽。

ピーター・ドイグ展2

ドイグ氏が「第二の故郷」トリニダード・トバゴで2003年から友人と始めた映画上映会「スタジオフィルムクラブ」。その上映会を知らせるために氏が描いたポスター40点も展示されていました。(全作品が撮影OK、シェア大歓迎、でした。) たけし!(北野武監督…

ピーター・ドイグ展1

Eテレ「日曜美術館」でも紹介された「ピーター・ドイグ展」を東京国立近代美術館で観ました。コロナ感染拡大防止のため休館期間があったので、6月14日までの予定だった会期が10月11日までに延長されています。 1959年にスコットランドで生まれ、トリニダー…

彫刻「女」、新宿中村屋

生身のカラダ感と言えばよいでしょうか。間近で正対すると男としてドキドキさせられるほどの、です。(女性の場合はどう感じるのでしょうか?) チケット↑写真の、「女」とタイトル付けられた彫刻。110年前に30歳で死去した、荻原碌山こと荻原守衛(チケット写…

古代人の「作品」 東京国立博物館

www.tnm.jp 古代世界各地の「作品」を人・神・自然(動物)という3つのテーマ別に展示。人と動物を造形した出展物はどれも具象的で(形の制約がある指輪やブレスレットのデザインは別として)、神も人か動物の姿をしている中で、一つだけまるでピカソの絵の…

小早川秋聲の戦争画「國之楯」を観ました

bijutsutecho.com 昨日のEテレ「日曜美術館」で紹介された、日本画家・小早川秋聲の「國之楯」を観ました。 「國之楯」は1944年の作。陸軍の依頼によって描かれたにもかかわらず完成した本作の受け取りを陸軍は拒否したとのこと。昨日の放送では、見た感じが…

「東寺 空海と仏像曼荼羅」展

東京国立博物館での展覧会、とても観応えがありました。 帰ってから空海について勉強しつつ、 動物好きな私ならではに 曼荼羅を模してみましたが。 そう言えば、ケッ作ギャグ漫画『がきデカ』 がきデカ - Wikipedia のこまわり君がこんな感じの動物時計を腕…

女子美祭

左:杉並キャンパス・テーマ「夢想空間」 右:相模原キャンパス・テーマ「厚化粧」 10/26から10/28まで ↓昨年 miyashinkun.hatenablog.com

縄文人 イノシシのミニュチュア

東京国立博物館の縄文展、土器 土偶等全207点、圧巻でした。中身については 識者を含めてたくさんの人がいろんなことを言っていますので ワタシなりに一つだけ、、、北海道・日ノ浜遺跡から出土した、土を固めて作られた 子イノシシ(いわゆる ウリ坊)。ウ…

日本画とアフリカ美術

立ち技と寝技ほどテイストが違う 合わせ技一本!を堪能♬ とりわけ「アフリカ」は美術館にずーっと居続けていたかった。