ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

NHKから国民を守る党の政見放送

   YouTubeで見てみた。
   候補者に大卒はほとんどいないとのことで「非エリート」にして「反エリート」たることを後半で強調していた。100万票近く集めたのは、例えば東京選挙区でリベラルを標榜する政党から落選した候補者たちが「東大法学部」「JAXA」「朝日新聞」を前面に押し出していたこととの対比においてというようなことなのであろうか。朝日新聞を「リベラルの象徴」とみる向きもあれば「エリートの象徴」とみる向きもあるということにリベラル政党なればこそ鈍感であってはならないし、リベラル政党なればこそ かの党がなぜ100万票近く集めたかを真剣に考察してほしい。
   それにしても政見放送の内容はどうかと思う。冒頭、ある個人的な行動への糾弾を連呼していた。百歩譲っても、少なくともその行動の法的問題点を示した上でなければならない。言うまでもなくlawmaker(議員)たらんとするならば「道徳観」より法を言動の基準にすべきである。
   受信料を払っていないと明言していたが、それならそれで不払いの法的正当性を論じ立てるのがmustである。法を度外視と同義になる「踏み倒しています」とも表現して、支払わずに済む「方法」を「指南」するだけだった。NHKに対する意見はあってしかるべきだが、lawmakerなれば法を議論せずしていいはずがない。