「障害者が行うラグビー」ではなく、車いすラグビーという唯一無二の競技だった。
ちょうどラグビーワールドカップ中に東京体育館で開催されている、車いすラグビーワールドチャレンジ2019。初めて見る車いすラグビーは、とてもとても見応えがあった。「障害者ががんばっている」からではない。鮮やかなチームワークと個人技。巧みな車いす操作。狭いスペースをすり抜ける。動きの緩急。重低音響く「ぶちかまし」。エキサイティングなプレーの連続で一瞬たりとも目を離したくなくなる。コートにいるのは「身体の不自由な人」ではなかった。
ラグビーとの共通点は少ないとも言えそう。ボールが🏉ではなく真ん丸、前に投げてもよい、得点の入り方はトライの1点だけ、等々。その意味からもまた、車いすラグビーという競技である、と言うことができるだろう。タックルも車いすでの「ぶちかまし」。ラグビーで「ぶちかまし」はペナルティである(今ワールドカップでレッドカードやイエローカードが厳しすぎるのでは?と論議を呼んでいるが)。
日本代表のエース池崎がトライ(池との二枚看板イケイケコンビ)。51-42でフランス代表に勝った。
タックルを受けて転倒。転倒させた方はペナルティ。
タイヤ交換。試合中、何度もパンクしていた。競技の激しさを示している。
スマホカメラではスピード感と迫力を全く表していない。