ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

古代人の「作品」 東京国立博物館

www.tnm.jp

古代世界各地の「作品」を人・神・自然(動物)という3つのテーマ別に展示。
人と動物を造形した出展物はどれも具象的で(形の制約がある指輪やブレスレットのデザインは別として)、神も人か動物の姿をしている中で、一つだけまるでピカソの絵のように人をデフォルメした作がありました(公式サイト↑画像の「飾り板」 中央アジア紀元前二千年紀中頃)。人口の少ない狭い社会で他社会との交流もほぼ無い中で、その「作風」を理解してくれる人いたのかしらん?とフト思いました。
古代人の精神性が分かると言うべきか 分からないということが分かると言うべきか の全117点の中で、現代人と(少なくとも現代人の一人である私と)相通じるのが動物を愛でる感性。公式サイト↑画像の可愛い熊は中国紀元前206〜紀元25年。

特別展といえども通常料金で観れます。2月9日まで。お薦めします。

そういえば去年の縄文展でウリ坊の造形物がありました↓

miyashinkun.hatenablog.com