齋藤可津子訳。2019年発行(原著は2017年)。
フランス人女性映画監督である著者の初小説。刊行されてすぐベストセラーになった。
現代世界でアゲインストに直面している3人の女性。
インドのスミタはいわゆる不可触民、イタリアのジュリアは「女は〜であるべき」圧を受け、カナダのサラはエグゼクティヴ・ウーマンとなったが、、、
スミタとジュリアとサラの物語が交互に描かれ、ラスト「三つ編み」のように絡み合った。
広めの行間で230ページほど。3人それぞれの物語をもっと書き込むこともできたと思う。よりいっそう読み応えが増したことだろう。
こちら↓も近年フランスのベストセラーだが、「女性は〜であるべき」男性が主人公
現代日本は?↓