芸術家の秋山祐徳太子と言ってもお若い方はあんまりご存知ないだろうと思います。私も、都知事選挙に何度も出てはホーマツ候補扱いされていたコトぐらいしか、、、
1935年生れの彼が亡き母との60余年間を綴った『秋山祐徳太子の母』(新潮社 2015年発行)を読みました。とっても面白かった!
このオッカサン、息子のやることなすことをありとあらゆる誉めコトバで全肯定。まるで 『おぼっちゃまくん』(小林よしのりのマンガ)の「お父ちゃま」のよう。言わばビンボーな「お父ちゃま」。
超前衛的な芸術活動についてもタップリと。モチロン選挙についても(何度も立候補したと思い込んでいましたが、二度だけのようです)。