最良策は字幕を付けること、もちろん技術的等で難しい面もあるが 2016年に施行された障害者差別解消法で「合理的配慮」が求められている、そもそも聴覚障害を持つ人は手話を解しない人のほうが多い、
といった問題意識を記者は持たなかったようです。字幕のジの字も全く言及がありませんでした。
もちろん社会の様々な面でバリアフリーは少しづつ進んできていると思います。
今世紀初めには
①技術的に字幕を付すことができない放送番組(例 現在のところニュース・スポーツ中継等の生番組)
②オープンキャプション字幕付き映画、手話等により音声を説明している放送番組(例 字幕付映画、手話のニュース)
③外国語の番組
④大部分が歌唱・器楽演奏の音楽番組
⑤権利処理上の理由等により字幕を付すことができない放送番組
⑥再放送番組
だったのと比べて
①技術的に字幕を付すことができない放送番組(例:現在のところ複数人が同時に会話を行う生放送番組)
②外国語の番組
③大部分が器楽演奏の音楽番組
④権利処理上の理由等により字幕を付すことができない放送番組
と、技術と意識の向上が相まってニュースや歌謡番組が「字幕付与可能」となるなど除外範囲が大幅に狭まっています。
参考として、2010年代に書かれた小説(最新刊は2019年)↓