桃太郎に鬼たちがコテンパンにやっつけられてから、鬼ヶ島の「後日談」。
やがて、本土から小舟でやってきた人間の子供たちと鬼の子供たちが友達になり
さらに何年もたつと、大人どうしも交流するようになり
年を取った桃太郎も「(鬼退治のときは)ちょっと やりすぎたよ ごめんよ」
本土と鬼ヶ島に橋が架かりました。
『それからのおにがしま』文・川崎洋 絵・国松エリカ 岩崎書店 2004年発行
「分断」が深まっていると言われる今、示唆深い絵本です。
「橋」が象徴するものは?
そして子供。いつも思うのですが、言うまでもなく人は生まれたとき一切の偏見を持っていません。それを大人が直接間接に(現代ではインターネットを含めて)教えているに他ならないのだ、と改めて考えさせられました。
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