ドリアン助川『あん』

タイトルのあんは餡です。 著者はテレビで何度か見たことがあり、まっすぐ そうな人だなという印象を持っていました。書いたものを読んだのは初めてです。 とても「気」のいい作品でした。あるいは小説としての練度は高いとは言えないかもしれませんが、そないなことは些細な言いがかりにすぎないほどの後味の良さ、、、作…