井上荒野『ママがやった』

その日、ママがやった。表紙英文のことを。(「やられた」72歳の「彼」と 7歳年上のママとの)娘二人が 正しくない事後策を決める。息子も含めた家族5人それぞれの「その日」までを描く連作短編集。その「策」は あるいは「正しい」のかもしれない、、、 先月の日経新聞書評ページで著者の新刊『綴られる愛人』がイチオシ…