長年気になっていて やっと読んだシリーズ^^;
長年期待していた通り 重厚な小説だったが
長年想像していた中身とはゼンゼン違った!?!
幕末期公武合体のために「降嫁」した
皇女和宮の 話ではなく(あらためてタイトルを見ると、和宮は「御留」とちゃんと書いてある^^;)
替え玉をめぐる話 とは思いも寄らず。
1978年発行。
本筋とはまるで関係ないですが
京と江戸の板挟みになった公家(和宮の叔父)の心情と裏腹に秋の虫が美しい音色を奏でるシーンを読んで
近年は激猛暑なのに秋分の日を過ぎると必ず聴こえる、、、江戸時代も いやもっと昔から毎年同じ頃に鳴き始めていたんだなあとフト思いました。