ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

孔雀は「恋の季節」

いっぱいに広げた羽を バサッ!バサッ!と大きな音が出るほどなびかせ、ガア゛ガア゛と大声をあげながら、求愛するオス。求愛されたメスは「いいお友達のままでいましょう」のテイ⁇ (相模原麻溝公園ふれあい動物広場) miyashinkun.hatenablog.com miyashin…

凍れる音楽

中学の修学旅行は京都・奈良でしたが、見学した中でただ一つ覚えているのが薬師寺の東塔です。フェノロサが「凍れる音楽」と評したと事前学習で習っていた通りに「いま目の前に在る物はナルホド!まさに 凍れる音楽 だ!!」と感じ入ったのです。(当時の私…

「感動をありがとう」って現実に言うか?

と、今朝のドラマ「半分、青い」でトヨエツ演じる売れっ子マンガ家が 弟子の主人公が描いてきた習作のセリフに対して。主人公は「言いません。」と返答。 ドラマの時代は1990年。トヨエツが「セリフが薄っぺらいんだよ!」と叱責したその言い方、今やフツー…

ローマ法王の言動には

www.cnn.co.jp いつもハッとさせられます。(私は信仰は持っていませんが。) miyashinkun.hatenablog.com

映画「四月の永い夢」

tokyonewcinema.com 映画評論家の故淀川長治氏は「どんな映画でも必ず一つは良い所がある」と語っていましたがヒロインの ラスト笑顔(だけ)がとても素敵でした。最近観た中では佳作「ブルックリン」ヒロインのラスト笑顔を思い出させるほどの。ストーリー…

🐼と🦍 赤ちゃん 上野動物園

生後11ヶ月シャンシャン爆睡中↓ 母も熟睡↓ 別室で。乳離れが近いのかな。 生後7ヶ月リキ。前回見た6ヶ月までは母親にべったりでしたが、だいぶ単独行動するようになっていました。 お父さんの近くで↓ お姉ちゃんとじゃれ合い、と言うよりお姉ちゃんにおもち…

道徳が正式教科化

この4月から小学校で正式教科になった道徳についてNHK「クローズアップ現代+」が報じた。 番組全体の文字起こし↓ www.nhk.or.jp 番組一部の動画↓ www.nhk.or.jp 番組が取り上げた、ある小学校道徳授業の教材は「お母さんのせいきゅう書」と「星野君の二るい…

山崎朋子『サンダカンまで わたしの生きた道』

昭和7年(1932年)生れの著者が『サンダカン八番娼館』を出版した昭和40年代までの自伝です。朝日新聞社 2001年刊。 読んでいろんなことを考えさせられたが一つあげるなら、昭和20〜30年代の女性の「生きづらさ」。モチロン著者は犯罪被害者(強く憎むべき種…

『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』

1995年11月に行われた対談。 両氏の持ち味が存分に発揮されています。←この言い方は「巨人」たちに向かって軽すぎるけどね。 話題は多岐にわたります。同じ年の1月に大震災、3月に地下鉄サリンが起こったことを意識しながら読むといっそう深い(この災害と事…

阿川弘之『雲の墓標』

1942年に東大を繰り上げ卒業し 海軍予備学生として入隊した著者の体験を踏まえた、日記仕立ての小説。1956年発行。(著者は阿川佐和子さんの父) 京大学徒吉野次郎は昭和18年(1943年)12月10日 広島の海兵団に入った。その当初は「戦局は日本に有利な状況で…

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

全作読んでいるハルキ長編の一作。2013年刊。 タイトルの「色彩を持たない多崎つくる」には、「文字通りの意味」と「もう一つの含意」が。 「文字通りの意味」は8ページ目ですぐに明らかになる。(そして彼が関わるのは皆「文字通りの意味」での「色彩を持つ…

村上春樹『東京奇譚集』

目撃された 死んだはずの息子、夜中に動いている机の上の石、高層マンションの階段で夫が「消えた」、、、奇譚仕掛けの5編を収録。 人の心のヒダが深く静かに描かれている。(なお、性表現はほとんどなし。)2005年刊。 とりわけ『品川猿』。 結婚3年目の主…

体操の演技中・・・多摩動物公園

・・・ではなく、大好物の葉っぱゲットが目的でした。 多摩動物公園にて。