ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「毛が3本足りない」ならぬ 一文字抜くと・・・

『monkey』というタイトルの文芸誌があるようで 本屋で表紙の6文字を眺めていたら、、、 kを抜くと money になるんだね! 、、、すでに このコトたくさんたくさん話題にされているのかもしんないけど www.switch-store.net

死刑執行前日の短歌

本田靖春『誘拐』は 1963年の幼児誘拐殺人事件をめぐるノンフィクション。1977年発行(文藝春秋社)。すでに知られているので内容については割愛するとして 目を釘付けにさせられた箇所を。 翌日処刑を告げられたあと犯人が詠んだ短歌 明日の死を前にひたす…

森健『小倉昌男 祈りと経営』

私が新米営業マンだったときに担当していたヤマト運輸には、仕事はアグレッシブ、人柄は人間味溢れる社員がおおぜいいた。同社の中興の祖として知られる小倉昌男氏が社長を務めていた時期である。本作を読んで、なるほど!小倉イズムでもあったんだなあと感…

「日本史の謎を地形で解く」

本を読んで目からウロコが落ちるのはナゼかたいてい電車の中!?という私自身のナゾはさておき 最近の 目からウロコは、「日本史の謎は地形で解ける」シリーズ。(いい意味で)電車で読むのに適した、ほど良い「軽さ」。モチロン文庫本なので物的にも軽い。…

動物に「心」はあるか?

フランス・ドウ・ヴァール『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』紀伊国屋書店、2017年(原著は2016年) 著者は、『道徳性の起源 ボノボが教えてくれること』等でも知られる動物行動学者。氏の、現時点(正確には昨年時点)での集大成と言えるだろう一冊…

親世代がいてこそ

父の本棚に並んでいた、ケインズの代表作。昭和26年刷。何度も読み込んだ跡がありました。父に限らず、あの時代の学生の勉強ぶりはハンパなかっただろうなあと想像します。 終戦時は軍隊にいました。10代〜20代 年月の長さは私たち世代と同じでも、、、とも…

30年後の今の時代精神は?

本棚の整理。渡辺和博とタラコプロダクション『金魂巻』。80年代のベストセラー、◯金 ◯ビ が流行語にもなったコレ、どうしようかなあ。 15年ほど前のわが修士論文『「戦後民主主義」とは何だったのか』の中で本書のことを こう↓書いていた。 「ビンボーの人…

今年はやっぱり

去年の今日を見ると miyashinkun.hatenablog.com 今年の色づきやっぱり早いな

連日の ひつこく相撲

むかし 部の先輩小林さんの後任として来た小林くんの結婚相手の苗字も小林さんでしたが 本名をシコ名にしている若手ホープのお祖母様は、正代正代(しょうだい まさよ)さんだって! 力士プロフィール - 正代 直也 - 日本相撲協会公式サイト

時節柄⁇?相撲ネタ^^;

ハワイモンゴルモンゴルモンゴルモンゴル深川富岡八幡宮の石碑 一昨年撮 すなわち稀勢の里昇進前 miyashinkun.hatenablog.com miyashinkun.hatenablog.com miyashinkun.hatenablog.com miyashinkun.hatenablog.com miyashinkun.hatenablog.com miyashinkun.h…

高木智子『隔離の記憶 ハンセン病といのちと希望と』

ハンセン病ゆえに強制隔離されてきた人たちを巡るルポルタージュ。著者は朝日新聞記者。2015年発行。 読みながら何度も涙が出ました。病気に罹った人たちの気高さばかりでなく、支援や交流を行う人たちのまごころと志に。 「いのちの授業」を続けてハンセン…

東京の色づきは

例年より早いもよう

ナルホド!

英国リバプールのハードデイズナイトホテル。部屋の外に掛ける、、、「Let it be.(Do not disturb)」「I need you.(Please service my room)」 ビートルズ大好きにしてポール・マッカートニー命のポン友がむかし泊まった。

ふれあい動物広場@相模原麻溝公園

ジジちゃんの悲しいお知らせと ニューフェイスかおるちゃん ありし日のジジ miyashinkun.hatenablog.com miyashinkun.hatenablog.com miyashinkun.hatenablog.com

従軍慰安婦問題

筑摩書房のPR誌『ちくま』 3年前の今月、2014年11月号に 従軍慰安婦に関する保阪正康氏の論考が載っていました。 「業者が若い女性を騙して連れてきたケースは」「決して少なくなかったことは」「すぐにわかることだ。」 「軍隊と性について語るときに、幾つ…

須田セツ子著『私がしたことは殺人ですか?』

映画「終の信託」が材を取った 川崎協同病院事件。重症喘息患者の死をめぐり「安楽死とは 尊厳死とは」の議論、「美人医ウンヌン」の興味本位な報道、で覚えておられる方も少なからず、と思います。著者は殺人罪の有罪判決を受けた(懲役1年6月 執行猶予3年 …

?!?!

乾くるみは男性桜庭一樹は女性恩田陸は女性有川浩も女性なら萩原もとい荻原浩はひょっとして と思いきやコチラはちゃんと^^;男性それじゃあ中山七里は井上荒野はどっちやねん?、、、男性と女性

恩田陸『ユージニア』

昭和40年代、日本三大庭園の一つがある地方都市で、帝銀事件に似ているが 帝銀事件より死亡者が多い毒殺事件が起こった。10年後20年後に11人が語る真相(あるいは「真相」)とは? 現場に残されたメモの、ユージニアなる言葉の意味は?2006年日本推理作家協…

西村京太郎『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』

著者の十津川警部シリーズを通勤電車の伴としていたのは私ばかりではないであろう。そんな1930年生れの著者が、戦時中および敗戦後の心の揺れを振り返り、戦後72年後の今にしてどう思うかを綴った一冊。 私の父が著者と同い年。終戦の年に「志願」して、著者…

小林信彦『おかしな男 渥美清』

渥美清と言えば映画「男はつらいよ」の寅さん(本書表紙)ですが もちろん、リアル渥美清は =人情味あふれるトボけた人気者「寅さん」ではありません。 ≒ですらなく、まるっきり≠であった、ことが分かる評伝です。親交のあった著者が、等身大の実像を描き出…