ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

STAP細胞「騒動」を彷彿とさせるクダリも 『偽詩人の世にも奇妙な栄光』

もう一度読みたい又は読まねばと思っても実際にそうすることはまずないですが、この小説は再読せずにはおれなかった。 四元康祐『偽詩人の世にも奇妙な栄光』 2015年発行。 13歳のときから詩の世界に魅了され古今東西の作を読みまくり味わいつくしてきたのに…

カルメン・マキ

2014年〜15年のカルメンマキ45周年ライブ。ついにDVD化 !↓ http://zicca-records.net/carmenmaki/ そのうち14年11月25日一夜限りのロックライブ直後の私的レビューです↓。 バラード、アングラ、ジャズ、、、と幅広いレパートリーの中で私的イチバンのロック…

23年前悲劇 今回歓喜

カズ、ラモス、井原、柱谷、、、1993年10月「ドーハの悲劇」の翌日は いちにち不機嫌になりました(悲しくて)が 同じ地で昨夜 オリンピック出場決定! きょうは気分よく過ごせそうです♬

映画「青天の霹靂」

☆劇団ひとり!☆2014年公開 劇団ひとりが自らの小説を監督・共同脚本・助演。泣けて笑えた。心地よく。 39歳の晴夫(大泉洋)は場末のマジシャン。行方知れずの父・正太郎(劇団ひとり)から「俺が女を作ったので母は一人で出て行った」と聞かされていた。…

後味とっても良し♪ 映画「世界の果ての通学路」

これほど後味のよい映画は少ないと思う。2014年公開作。 いわゆるヒット作鉄板と思しき三大要素、子ども・動物・グルメのうち子どもが主役で動物が脇を固めるから(ただしグルメは皆無)、ではない。 ケニア、モロッコ、アルゼンチン、インド。道なき道を何…

川上弘美の新聞小説

『センセイの鞄』『真鶴』『水声』『ニシノユキヒコ〜』、、、川上弘美も好きな小説家の一人。 今月 日経夕刊で連載が始まりました。 先週ぐらいまで コレ単行本になってから一気読みした方がよさそうだなあ でしたが ガンバって毎日読んでいるうちに、、、 …

村上春樹 長編を全作

村上春樹は好きな小説家の一人という立ち位置ですが 80年代に私的初ハルキとして『ノルウェイ〜』を読んでから30年近くかかって長編をぜんぶ読みました(1979年発行デビュー作『風の歌〜』から2013年発行『〜多崎つくる〜』までを順不同に)。自分お疲れさま…

学食ナンバーワン!?

ご縁をいただいている東洋大学の 本格カレー。 ナンを目の前で焼いてくれる。ドリンクはラッシー(インドのヨーグルト)。 セットでワンコイン♬

ヒカシュー 巻上公一リーダー還暦ライブ♬

1月15日(金)~21日(木)@吉祥寺スターパインズカフェ↓ http://lineblog.me/hikashu/archives/51072322.html (写真は 一昨年ライブ@青山 月見ル君想フ)

安藤サクラ主演「百円の恋」2015年日本アカデミー賞優秀作品賞

ボクシングを扱った映画で激しく息が上がるトレーニングシーンは定番と言えようが、劣勢の試合での呼吸が止まりそうなほどの苦しさを表現しきった安藤サクラの本作は類がないのではないか。 腫れ上がった顔に煙草を咥え彼女以外にはできないであろう表情。…

2015年芥川賞 又吉直樹『火花』

若手漫才コンビの「僕」が語り手。別のコンビの4歳年上「神谷さん」との交流を軸に。漫才師は日常全てが漫才の一部であるべき、が持論の神谷さんと世間の規範からハミ出し切れない僕。赤ちゃんをあやすとき常識通りに「いないいないばあ」をする僕に対して…

『わたしを離さないで』ドラマ化(綾瀬はるか主演)

車中コマ切れ読みか 家で一気読みか、選択をチト間違えることがあります。本作は、「次は大手町 大手町です」にジャマされず 読み耽るべき小説でした。カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』ハヤカワepi文庫 2008年(原著は2005年)。 最初からテンポよい…

アイ・ウェイウェイ氏 レゴ「大量購入」

氏が久々にニュース登場。きょう日経夕刊。氏の「主演」映画↓ miyashinkun.hatenablog.com

映画「あなたを抱きしめる日まで」

☆何から何まで違う二人が☆2014年3月公開作(2014年3月記) 10代の「過ち」で生んだ未婚の子。アイルランドの修道院が米国の養父母に売ってしまった。息子を探し求める老女と同行するベテラン記者。 「最後の最後で辿り着いた息子は死んでいた」というつくり…

映画「アイ・ウェイウェイは謝らない」を観て

アトリエにいる何十匹もの猫。一匹だけがドアを開けることができる。レバーに飛びついて前脚で。人間が開ける様子を見て覚えた。見ているのはどの猫も同じなのに。 彼のそんな示唆的な独白で映画は始まる。「何十匹もの猫」は十何億の中国民衆か。そして「一…