『「男はつらいよ」の幸福論 寅さんが僕らに教えてくれたこと』という新刊本の新聞広告が目に入った。「足を踏み外してもいいー私たちの背中を、寅さんは優しく押してくれます。」「今だからこそ日本人の心に染み入るメッセージ。」と。
読まずに評するのはゼッタイしない主義だけど、、、想像通りの内容かなあと ついつい想像してしまう。
以前読んだ本の中には「寅さんは現代のイエス」と言わんばかりの論もあったが、寅さんを持ち上げるムキに他ならぬ寅さんは「テメエさしずめインテリだな」とでも言うことだろう。
初期作でハッキリ示されている通りいわゆる反社勢力とのかかわりもある寅さんの「黒い」面も含めてただただオモシロイ!(ジーンとくる、マドンナが美しい、も含めて)が「男はつらいよ」の私的楽しみ方。かくいう私とて本シリーズのおかげで「分かった」コトはあるけれど↓
山田洋次監督最近作は↓