ポーランド人イエリー・スコリモフスキ監督による2022年製作作です。
「主人公」はサーカス団でEOと名づけられたロバ。「名演」でした。
とりわけ瞳が忘れられません。あ! ETがそうでした。もしかしたら「EO」は「ET」(スピルバーグ 監督)へのオマージュ含みなのかもしれません。
ポーランド社会に詳しければ手掛かりが幾つもあっただろうと思いますが、いつ頃のことなのか年代がはっきりとは分かりませんでした。
しばしば、携帯電話やスマホが手掛かりになりますね。本作ではポーランド人で利用者皆無。終盤でイタリア人上流層が唯一使っていました。
調べてみたらポーランドの携帯普及率は2010年時点で120%余りに達しています。アフリカからの移民のシーンもありましたので、冷戦終結後の1990年代後半〜ゼロ年代初めかなと思います。
昨日、新宿シネマカリテで観ました。つまみ食い的感想ばかりでスミマセン。あらすじ等はキネマ旬報サイト↓をご覧いただければ。http://www.kinenote.com/sp/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=97955&key_search=イーオー