奈良県吉野山の千本桜。写真上は青空の3月31日12時半頃、写真下は曇りぎみに加えて黄砂が覆った3月30日13時半頃です。吉水神社から中千本を一望しました。
古来から「一目千本」と言われます。一目見たら寿命が十年伸びるとのことで「一目十年」とも言われてきました(撮影は「黄砂の」3月30日)。
山頂に向かって「千本」すなわち無数(数えきれないという意味でも「数が無い」という意味でも)の山桜がうねっていました。こちら側に何かを語りかけているようにも見えてきました。
↑春霞 たなびく山の 桜花 うつろはむとや 色かはりゆく↑
↑春霞 たてるやいづこ みよしのの 吉野の山に 雪はふりつつ↑