野村克也『私が見た最高の選手、最低の選手』東邦出版、2013年12月
私は60年代から80年代プロ野球をかなり見ていましたが、一時期でも見ていた方には箸休め的にオススメの一冊。
野村氏がプロ入りした50年代半ばから現在までの有力選手100人(数えてないけど)ほど(+監督10人ほど)を論じています。
ノムさん節全開。
二塁手、プレイヤーとしては高木守道、オーダーに組み込むには土井正三、そして総合力ナンバーワンは辻発彦てな具合。(この3人のうち2人以上なつかしく感じる方なら本書を面白く読めると思います。)
ロジカルに分析しつつ、けっこう好き嫌いもとい野球観を前面に出すのもノムさん節。