ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

ノムさんブシ

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野村克也『私が見た最高の選手、最低の選手』東邦出版、2013年12月

 私は60年代から80年代プロ野球をかなり見ていましたが、一時期でも見ていた方には箸休め的にオススメの一冊。

 野村氏がプロ入りした50年代半ばから現在までの有力選手100人(数えてないけど)ほど(+監督10人ほど)を論じています。
ノムさん節全開。

 二塁手、プレイヤーとしては高木守道、オーダーに組み込むには土井正三、そして総合力ナンバーワンは辻発彦てな具合。(この3人のうち2人以上なつかしく感じる方なら本書を面白く読めると思います。)

 ロジカルに分析しつつ、けっこう好き嫌いもとい野球観を前面に出すのもノムさん節。

 張本勲田淵幸一城島健司イチロー(!)らに超辛口。山本浩二に至っては監督ぶりを批判するだけで選手としては黙殺、、、

 張本とイチローは新旧ベストナインには選んでいるけどね。