本のタイトルを読み間違えているコトがままあります。
ハローワークと思い込んでいたがために ゼンゼン読む気がしなかった(のがどうしてなのかはワカリマセン)、村上龍『55歳からのハローライフ』
村上つながりで 村上春樹『1973年のピンボール』
ビーンボール? プロ野球1973年シーズンの危険投球のハナシ? 「万延元年のフットボール」 みたいなもの?(どんなモノ?)
どちらも読んでみたら、「誤解」が解けたのはモチロンのこと、印象深い作でした♬
本のタイトルを読み間違えているコトがままあります。
ハローワークと思い込んでいたがために ゼンゼン読む気がしなかった(のがどうしてなのかはワカリマセン)、村上龍『55歳からのハローライフ』
村上つながりで 村上春樹『1973年のピンボール』
ビーンボール? プロ野球1973年シーズンの危険投球のハナシ? 「万延元年のフットボール」 みたいなもの?(どんなモノ?)
どちらも読んでみたら、「誤解」が解けたのはモチロンのこと、印象深い作でした♬
1972年刊。「豊子」に非ず(念の為)。
ボルネオのサンダカンに日本人娼館が九番館まであった。
明治後期から昭和初期までの
からゆきさん(= https://ja.m.wikipedia.org/wiki/からゆきさん )たちの
凄絶な では形容が軽すぎるほどの人生。
そうであった一人(そうであっただけに)サキさんが
アンフェアとも言えそうな取材方法を詫びる筆者に
心のこもった(これまた形容が軽すぎる)言葉を、、、
サキさんの言葉を読んでいて涙が止まらなくなった(感動して)。長らく読みたいと思っていましたが、そのように涙腺に作用する本とは思ってなかった。
少々古い一冊ですが
いわゆる従軍慰安婦 にもつながる
史実を知るためにもオススメします。
・じーっとして微動だにしない捕食戦略で知られるハシビロコウ。けっこう動いていました。ここでの暮らしは捕食の必要ないもんね⁇?
・容赦ない猛獣 トラは容赦なく美しい。
・コビトカバのメス、意外にもとっても可愛らしい顔でした。モミジちゃんと何とかちゃん(忘れちゃった^^;)二頭とも。(オスのショウヘイはいわゆるゴンタ顔でした。)
・一番活発に行動していたのがカワウソでした。ひょっとしてニホンカワウソ 活発すぎて(≒人間の前に姿を現しすぎて)絶滅しちゃったのかしらん。
・アイアイは、有名な童謡のイメージとは真逆の 神経質なネクラキャラのようでした。
・世界三大珍獣ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバ 勢ぞろい!
動物園は久しぶり。少なくとも今世紀に入って初めてでした。今や「行動展示」、サル山の魅力が相対的に薄れていると感じました。むかしは「行動」が見れるのはサル山ぐらいだったので。
ナニを隠そう、私は大の動物好き。私的楽しかったテーマパークを三つ挙げるとすれば
一番は 伊豆イノシシ村(今は無き、、、)
二番は 掛川花鳥園(オススメ!)
三番は テーマパークじゃないけど高崎山のサル群れ
と、動物系ばかりです。
あっ 浦安ネズミさんアヒルさんゾウさんたちも好きですよ〜 四番目にね。
コビトカバと言えば↓
写真左は2009年、右は2010年刊。日本経済新聞出版社。
日経新聞の井上記者が、今世紀になって国立公文書館で初公開された裁判記録を中心に史資料を読み解きます。さすがは大手新聞のベテラン記者と言うべきか、膨大な史資料を手際よく配し、文章もたいへん分かりやすい。章分けされたテーマ毎(左は検察側立証、弁護側立証など。右は捕虜虐待、市民虐待など。)に昭和史専門家(半藤氏 保阪氏 秦氏)による討議が付されています。
だから、分厚いながら苦もなく読み進めることができます。
戦犯裁判は 21世紀の日本に生きる私たちにとって原点とも言えるのではないでしょうか(いい意味でも悪い意味でもふつうの意味でも)。
この二冊をお薦めしたいと思います。
なお、本書に限らず戦犯裁判に関する本にはたいてい書いてあることですが
A級(被告は東京裁判のみ)は「平和に対する罪」、B級は「通例の戦争犯罪」、C級は「人道に対する罪」。すなわち あくまでも「戦争犯罪」の分類記号であり、「優勝を逃した巨人軍のA級戦犯」(いみじくも「軍」^^;)といった俗用のようにA級が重大事案だったり その被告は重要人物だったりの意味ではありません(事実上はそうとも言えますが)。