行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

ラグビー🏉ワールドカップ日本大会①

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開会式前

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2019年9月20日東京スタジアムにて開幕。

日本30ー10ロシア。4トライによるボーナスポイント1を加えて勝点5獲得。

メインスタンド側で観戦しました。

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ロシアのテレビは、

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開会式直前にジャケットを着込んだ。

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開会式前、ブルーインパルス飛行。

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スタジアム最寄りの飛田給駅近くにDJポリス。「illegal to」のあと何て書いてあったのか、、、見てくればよかったなあ。

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ラグビーと言えば釜石

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「釜石ラグビーパイ」。近所のスーパーで売っていました(東京)。製造は釜石市の有限会社小島製菓。

今回ワールドカップの試合会場にもなっている釜石はラグビーどころ。日本史上最高のスタンドオフとも言われた松尾雄治率いる新日鉄釜石が1970年代〜80年代に日本選手権と社会人大会で7連覇しました。

いよいよ明日開幕! 

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私的オールタイム10冊

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ドストエフスキー罪と罰』や漱石『こころ』やカフカ『審判』 あるいは村上春樹カズオ・イシグロではあったりまえすぎる?ので

ほぼ読んだ順で、他の時期に読んでいたら入らないかも の私的で私的な10冊。


①クイーン『Yの悲劇』
中坊のとき初めて読んだ大人の推理小説(小学校図書室で読み倒したホームズ、ルパンの子供向けシリーズは番外)。ビギナーズラックで?後半なかばに犯人が分かった。以降、いわゆる本格ものを読んで犯人当てたことなし。
五木寛之『蒼ざめた馬を見よ』
高一で読み、子供から若者の仲間入りをした気がした。
本多勝一『殺される側の論理』
当時『朝日新聞』記者だった本多勝一信者になっちゃった。
松本清張『北の詩人』
胸の病ゆえに信念が揺らいだ、戦後期朝鮮半島の詩人の葛藤を描いた作。
(軽い)喘息を発症し、就職希望先を変えた心境となんとなくシンクロ。
オーウェル1984年』
これを読んでいたので、ハルキ『1Q84』も一層味わい深く。
動物農場』も!
丸谷才一『裏声で歌へ君が代
旧かな使いに拘るガンコなオッサン 的イメージで食わず嫌いだったが
ドッコイ、整然・情緒が一体となった丸谷ワールドにハマり全作読み通した。
とかく先入観は、、、人生何度目かの反省。
梅棹忠夫『文明の生態史観』
説の当否はともかく、(ヴェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』と共に)ダイナミックな論理展開に魅せられ衝動的に比較文明専攻の院に入ってしまった。
アリストテレス『動物誌』
近代科学的知見がない(言うまでもないね)紀元前の動物観察、実に興味深い。(なお、私の動物好きは幼少時からの50年来。)
プラトンアリストテレスは何冊も読んだが、理解できたかハナハダ疑わしく。

西田典之刑法総論
独学で司法試験に挑戦していたとき、「常識」的妥当性と論理的妥当性が異なるところがエキサイティングだった。
⑩この数年はノンフィクションの秀作がたくさん↓

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ローマ法王、訪日決定

news.yahoo.co.jp法王になるまでを描いた一昨年公開の映画↓によると、聖職者になりたてのとき日本へ布教に赴くのを熱望したとのこと。

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映画「天気の子」

tenkinoko.com

遅ればせながら9月になって観ました。

若者自殺増の現状や我が国の将来よりも何よりも問題は君に会いに行く今日は雨降りなのに傘がないこと、と1972年に歌ったのは井上陽水(当時23歳)。「君の事以外は考えられなくなる それはいい事だろ?」と。
それとこれとは似て非なるものだけど、観終えて思い出しました。

今年は梅雨がなかなか明けず、公開日の7月19日からしばらくは雨が降り続いていました。現実とちょっぴりシンクロしていたんですね。

大きな物語」と「小さな物語」がテーマのもとに融合した充実の作品と感じました。

小早川秋聲の戦争画「國之楯」を観ました

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bijutsutecho.com

昨日のEテレ日曜美術館」で紹介された、日本画家・小早川秋聲の「國之楯」を観ました。

「國之楯」は1944年の作。陸軍の依頼によって描かれたにもかかわらず完成した本作の受け取りを陸軍は拒否したとのこと。昨日の放送では、見た感じが厭戦的だからだろうと拒否理由を推測していました。

従軍画家としての「戦争画」であるという外形的事実や内心の制作意図に関する専門家の解釈をひとまず頭の中から切り離して、

きょう正面から間近で観た本作そのものから「訴えるもの」が強烈に感じられました(テレビや画像で見るよりはるかに)。その「訴えるもの」と陸軍が受け取り拒否した理由は重なるのだろうと思います。

そもそもは兵士なきがらの頭部の上の光の輪とボディに舞い散る桜花びらも描かれていましたが、小早川自身が戦後塗りつぶしたとのこと。きょう観て、その痕跡も分かりました。「光の輪と桜花びら」の「戦争画」としてのイメージ、それが戦後はどう受け取られるか。時代の変化と作者の思いといったことも考えさせられました。

本作以外にも20点ほどの作品が展示されている小早川秋聲回顧展は、東京の画廊「加島美術」で9月16日まで。入場無料。

戦争画」と言えば、ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロの佳作↓

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「選べなかった命」

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河合香織『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』 2018年発行

 2014年6月、函館地裁で判決が下された。出生前検査で「染色体異常なし」と診断されたにもかかわらず重篤ダウン症だった子が出生後苦しみながら3か月半で死亡した事態に関する民事訴訟。訴えたのはその子の両親。出生前診断に誤りがなければ「中絶していた可能性が高」く、したがって子が死の苦痛を被ることはなかった、という主張である。被告は出生前診断を行った医師であった。

 公判が始まったときから著者は取材を重ねる。出生前診断技法の「進歩」、過去の類似訴訟、優生保護法母体保護法、世界と日本の優生思想の歴史等々について調べながら。

 著者は、出発点の立ち位置を明確に記している。その子が生まれたのと同時期、彼女自身も妊娠中だった。子がダウン症等の疾患を持つ可能性があると医師から告げられたが、「障害があろうとなかろうと、命に軽重はないという信念」で検査を受けなかった。しかし、出産が近づくにつれて、その信念は揺らぎに揺らぐ。「きれい事を言っていた自分を恥じた」。生まれた子に先天性の病気はなかった。

 もう一つの出発点。最初にこの裁判に関する新聞記事を読んだ時、母親を批判する人たちと同様に著者は「すでにこの世に生まれた子どもを出産するか中絶するか自己決定する権利を奪われたと訴えるとは、どのような母親だろうか」と感じた。「そうではないと直感した」のは、訴訟技術上言い切った方が有利なので「(ダウン症だとわかれば)中絶していた」と書かれていた訴状が弁護士への母親の懇願により「中絶していた蓋然性が高い」と書き直されたと知った時である。

 取材を進め、考察を深めていく。直感は当たっていた。何かを肯定したり否定したりできるような、分かりやすすぎる話ではなかった。

 著者は母親に迎合はせず寄り添いながら長時間聞き取ったであろうことが文面から行間から読み取れる。そのような著者だからこそ、読者が深く考えさせられる作が出来得たと言えるだろう。

   本作のタイトルはまさに、「選ばれなかった」ではなく「選べなかった」でなければならないと思う。

   私自身もそうであったように妊娠がわかったとき親として誰でも「五体満足な子が生まれてほしい」と願うのは、裏を返せばどういうことなのかという問いも本作は投げかける。

   これまた私自身も直面した、意識不明の高齢者への延命治療は? も本作の射程に入るだろう。

   何年か前「イスラム国」に惨殺された日本人二人のうちジャーナリストたる一人だけが称賛されたとき「等しく悼まれるべきでは?」と私が覚えた違和感↓も同根かもしれない。

   本作は、今年度大宅壮一ノンフィクション賞を↓↓と同時受賞。

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映画「ライオンキング」

www.disney.co.jp

映画好きにして動物好きの私が観に行かないはずはありません。観ました! ただただ楽しかった!! メッセージは「サークル・オブ・ライフ」。

このところ映画&動物好きご用達作品目白押し↓

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抹茶カフェオレ

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御茶ノ水のカフェで抹茶カフェオレというのを初めて飲みました。見ての通り↑下から抹茶、ミルク、コーヒーの三層になっています。

ストローで狙いを定めて、抹茶、ミルク、コーヒー、そこはことなく抹茶味のミルク(その逆)、そこはかとなくコーヒー味のミルク(その逆)、最後に全部混ぜ、と8種類の味が楽しめました♬

画像はそのカフェ↓「大三萬年堂HANARE」のモノではありません。「抹茶カフェオレ 画像」でネット検索して、拾いました。

www.waterras-mall.com

全部混ぜたときの味?  うーん、なんと言うか、コーヒーと抹茶の味が同時にするような(混ざった味ではなく)。もう一回飲みたいと思うほど美味しかったです。

して、どんな色になると思います?

薄めの深緑でした(抹茶そのものを濃い深緑とすれば)。そう言えば遠いむかし 絵の具を全色混ぜてみたら(したよね!?)、そんな色になったような。

小説「デフ・ヴォイス」シリーズ

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 丸山正樹氏による小説。『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』は2011年発行の長編(2015年に文庫化)、『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』は2018年発行で中編+長めの短編+短編を収録、『慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス』は2019年発行で短編4作が収められています。どの順で読んでも大丈夫です。

 タイトルの「デフ・ヴォイス」には3つの意味↓を込めている、と丸山氏自身が自作の紹介で述べています。

 ①(文字通りに)「ろう者の声」

 ②ろう者にとっての言語である「手話」ということ

 ③(ろう者に限らず)言いたいことがあっても圧倒的な多数の前にあってその声が社会に届きにくい社会的少数者の声

 ミステリー仕立てです。主人公は両親と兄がろう者の家庭で育った、聴者荒井尚人。聞こえない親から生まれた聞こえる子をコーダ(Children of Deaf adults)と言い、荒井のその属性が全作にわたっての伏線にもなっています。手話通訳士を務めていて、様々な「事件」に直面します。刑事事件や民事事案ばかりでなく、ろう者の生活や仕事に関わる様々の。それらの「事件」を通して、ろうであるゆえの悩みと ろうであるがゆえの社会的バリアが浮き彫りになります。

 とりわけお薦めするのが、最新刊の『慟哭は~』。ストーリーテリングが実に滑らかで、①~③↑がテーマとしてギュッと凝縮されて描かれています。妊娠中の、芸能活動を始めた、会社勤めの、ホームレスの、普通学校に通う等々のろう者が4作の中に登場。1作目の表題作では、ある慟哭が誰に聴こえず、誰に聞こえなかったか。そのラストに胸が締め付けられる気がしました。

 3冊の全作に共通して、③↑と関連してろう者に限らずOOであるゆえの社会的バリアはあってはならない 少なくとも最小化されなければならないと深く考えさせられます。それはとりもなおさず著者自身に強い思いがあるからこそでしょう

ああナショナリズム

世界各国のカブト虫8匹(インドネシア「代表」コーカサスオオカブトやらブラジル「代表」ヘラクレスオオカブトやら米国「代表」グラントシロカブトやら)に「相撲」を取らせてトーナメント戦で最強を決する企画がテレビ番組「トリビアの泉」で10何年か前にあり、私は日本「代表」カブトムシを声を出して応援していました。
げにナショナリズムちゅうのは厄介なものですな。
だからこそ、
インドネシアもブラジルも米国もどの国の人たちもそれは同じ、と思うことが大切ですね。