行政書士ミヤシンの800字映画評

映画の感想を原稿用紙1〜2枚分でコンパクトに。ときどき書評。たまに・・・。

なんにも無い景色

旅行や出張で世界中アチコチ行かれている方々には特段珍しくないかも ですが

360度見渡しても 何も無い という経験が一度だけあります。

伊豆大島三原山。草木も生き物も(見えざる微生物はいたでしょうが)もちろん人工物も なーんにも無い。ナゼか観光客も他にいなかった。

おまけにそのテイストにピッタリ!のどんより曇り空(ネット拝借↓よりはるかに)。哲学的な?キモチになったものです。

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片手で数えるだけの海外経験の中でサハラ沙漠は

市内だけだったので、、、紀元前の人工物が見えました(まあソレを見に行ったんだけどね)。

紀元前の人工物の向いにマクドナルド店がありました。

「マチネの終わりに」映画化 の主演は

福山雅治、切ない大人のラブストーリーに挑む!「マチネの終わりに」主演で石田ゆり子とタッグ : 映画ニュース - 映画.com


テッパン!ですね。もともとギタリストでもあるし。

 

言いがかり的呟きだけど

あまりにもテッパンすぎる、というか 読んでいて完璧な二枚目はイメージしなかったワタシ^^;

 

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寅さんと浜ちゃん

60年代末から90年代半ばまで制作された映画「男はつらいよ」(寅さん)シリーズと80年代後半からゼロ年代にかけての「釣りバカ日誌」シリーズは、戦後社会史のちょっとした勉強になるかも。

第1作で結婚した(今や死語化しつつある「祝言を挙げる」 と言っていた)寅さん妹さくら夫婦の住まいはアパート→一戸建て、、、ポスト高度成長期にも給料はいちおう右肩上がり。その夫ひろしが勤めるのが、ちょうどこの時期に斜陽化した活版印刷工場。所帯を構えた当初の電話は、呼び出し。携帯は登場せず(公衆電話の名迷シーン多数)。
釣りバカ浜ちゃんが勤める建設会社。共用だったパソコンが一人1台になり、ブラウン管が液晶になり。携帯が登場。スマホはまだ。食卓でも会議中でも煙草 フツーに吸っていた。そして、「バブル」期とポスト「バブル」期の、戦後昭和「企業文化」がだんだん薄れていく(良くも悪くも)中での、珍騒動あれこれ。

毎週土曜夜BSジャパン、「釣りバカ日誌」放映中。西田敏行浜ちゃんもホントにおもしろい。渥美清寅さんにゼンゼン引けを取らないと思うなあ。

 

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ローマ法王の強い意向!?

headlines.yahoo.co.jp

↑「カトリック教会内部で『フランシスコ法王の強い意向があったのでは』とささやかれています。」と。

 

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ブレイディみかこ著『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』

「ふぞろいのカボチャたち」「天使を憐れむ歌」「あのブランコを押すのはあなた」「たどり着いたらいつもどしゃ降り」
本書に収められている40ほどの文章各々に付された見出しのうちの4つです。それぞれ、TVドラマ、ブリティッシュロック、歌謡曲、Jポップのタイトルのもじりですね。何のもじりかを全て分かる方とは一晩中おいしくお酒が飲めると思います。

『〜の階級闘争』、まるでひと昔前の教条的左翼のガチガチのアジテーションを想像させるかのようなタイトルとは裏腹。遊び心↑からわかるように ユーモアに富むしなやかな文章、内容も難解なことなど全くありません。

著者は英国人と結婚してかの地に住む女性。保育士を務めています。
「英国は階級社会」とは私たちもしばしば耳にしますが、彼女が勤めるのはその最下層の地区に在る託児所。そこでの、2008年から2010年までと2015年から2016年までに彼女が直面した様々な出来事そして感じたこと考えたことが綴られています。2010年から2015年までの間には、公的助成の大幅削減や移民の一層増加といった事象も加わりました。いきおい、彼女は政治について心の底から腹の底から考えないわけにはいかなくなり・・・

みすず書房 2017年発行
お薦めと特お薦めに分けるとしたら、ダンゼン後者。今年度の大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞最終候補にもなりました。

昨年度の大賞作↓

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映画「ワンダー 君は太陽」を観て

10歳の少年オギーは遺伝子の疾患により、いわゆるユニークフェイスだった。学校には行かず自宅で温かい家族と「オギーは太陽、父母と姉は惑星」として穏やかに暮らしていたが、勉強を教えていた母(ジュリア・ロバーツ)の決断により新年度から5年生に編入する。通い始めた学校で生徒たちから、好奇の目、いじめ、無視に直面。その影響で家族の間にも波風が立つ。しかしオギーの人としての魅力に同級生たちは次第に気づき、、、それにつれて以前よりもいっそう家族愛溢れる日々も戻る。

寄る年波により涙腺脆弱化とはいえ 何度も決壊。やっぱ映画は分かりやすいがイチバンと言いたくなる。
だから あと味も最高!と言いたいところだけど、私の気持ちには僅かに刺さった小さな棘が。
オギーに陰湿ないじめを繰り返した同級生ジュリアンのこと。停学処分を受け、ややステレオタイプぎみ嫌~な感じの親に転校させられる。
ここは「分かりやすさ」を徹底して日本のいじめストーリーにおける「お約束」のように、深く反省→心から謝罪→被害者の許し、と進んでほしかったなあ。あ、ひょっとしたらアメリカ的にはそれは「お約束」ではないのかしらん。(停学を言い渡した校長には反省の意を示していたが。)
父母と姉、オギーの親友になったジャックや姉の親友ミランダ各々の心のひだも丁寧に描き込まれていた。
とりわけ 高校一年の姉が出色。夕食のとき入学直後のオギーに学校生活について聞こう聞こうとする父母。3人が席を立ったあと 愛犬に向かって「私にも聞いてよ」と呟く。その頃、ミランダとの軋轢で悩んでいた。
父母から呼ばれ続けていた「世界一手のかからない子」の枠から少しでもはみ出そうと演劇クラスに飛び込む。何ヶ月も稽古を積んだ発表会でミランダの「アシスト」を受けて、、、わが涙腺は大決壊。 
 
主人公の姉と言えば、、、↓も素敵だった。
 
 

⚽️日本ベルギー戦アディショナルタイム

ベルギー戦アディショナルタイムの本田フリーキックはもっともっと語られていいと思う。実況席NHKテレビ朝日も「直接狙うのは無理」と言った距離から、、、彼は 直接狙った。
代表引退を決意していたとのこと。技術的にも気持ち的にも集大成だったのであろう素晴らしいシュート、入っていても全然おかしくなかった。入っていれば、たぶん日本が準々決勝に進出していただろう。

しかし、キーパーのナイスセーブでコーナーキックに。キッカーは本田。ベルギーの決勝点につながった そのキックを批判する向きもあるが。
キーパーがキャッチしやすい やや山なりぎみのボールは、同様の球質でのコロンビア戦 大迫ヘッド決勝点の再現を狙ったのだと思う。それをベルギーは研究済みでカウンターの絶好機と捉えていたのだろう。
ショートコーナーでボールキープして90分間を終わらせ延長戦に持ち込むべきだったという見方もあるが、試合展開からラストプレーで決め切るのが勝つ最大(にして おそらく唯一)のチャンスと判断したのであろう。

ルカクのスルー。2002年大会決勝での、ロナウドのゴールにつながったリバウドのスルーを思い出す。あの場面でのあのスルーは、やっぱり超ワールドクラスだからこそ出来ることだね。

 

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むかしむかしのウォークマン

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親の遺品を整理していたら、、、ネットで調べたら 1985年新発売モデルのもよう。

単三電池1個付きで 重さ230グラム(カセットテープは入れずに)。やや ずっしり感あり。当時は「なんて軽いの!」と感激しただろうけどね。ちなみに いま使っている私のアイフォン8は125グラム。

残念ながら音出ませぬ。

スピルバーグ作品のオモテ ウラ

前世紀、営業マンだったとき

当たり障りのない話にはニコヤカ穏やかなのに

核心に入ると一転ニベもなく断る人・・・

心の中でグレムリンと呼んでいました。スピルバーグ映画の。

オノレの営業力不足はタナに上げてね。

なお、「グレムリン」はウラ「ET」で「ET」はオモテ「JAWS」というのが私的理解。違うかな。

 

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「あまちゃん」超えの傑作かも

「半分、青い」 神週を経て トヨエツと井川遥が「去った」(「律」も?)あと 濃い新キャラがたっぷり登場。とりわけ斎藤工が (自称ぎみの)映画監督役で。

 

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⚽本田だって半端ない

代表引退を示唆 本田圭佑のビッグマウスも終焉か〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

決勝トーナメント一回戦ベルギー戦。同点で迎えた後半アディショナルタイムゴールラインよりもセンターラインに近い位置からの本田、フリーキック。まさにスキルとハートの集大成だったか、入ってもおかしくなかった。いろいろ批判する向きもあるようだけど、やはり本田のやってやるぞ!感は半端ないと思う。

ところが、それがある意味 アダになる。キーパーに弾き出され コーナーキックに、、、ラストプレーで試合を決めてやろうと相手が意気込む今こそが最大のチャンスと意思統一しきった 世界の強豪国がそこにいた。そして数十秒後。サッカーは怖い いや怖いほどに美しい。

昭和30年代生まれの・・・

アルバムには必ず一枚はある!?

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赤塚不二夫を「テーマ」にしたドラマが始まりましたね。

 

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神週!?

今週の「半分、青い」、神週と言って過言ではないかも。

ストーリーの起伏と込められた含意。

なにより主人公スズメ(永野芽郁)、

実は両想いだったのに言葉のスレ違いで、、、

「3日でしぼんで二度と膨らまない風船」のように才能が枯渇し、、、

「保険」になったハズの見合い話もあっけなく壊れ、、、

とサンザンなそのときどきの表情がとっても上手いなあと思う。とりわけ今日の終盤、追い詰められて可愛らしい顔に狂気含みの!

芸術とは? 才能とは? が、映画「セッション」を彷彿とさせた。モチロンNHK朝ドラ「だけに」、「セッション」ほど過激ではゼンゼンないけど。

 

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⚽️22年前の苦い経験を繰り返すまじ⁇

決勝トーナメント進出を熱望していたのに

不思議なほど、嬉しい気持ちがしない。

 

一か八か、どころではない。10分間のうちにセネガル1点取って引き分けになれば目論見は木っ端微塵に崩れるわけだから。

もちろん、猛暑で消耗しきっていたのであろう状況で、「体面を保つ」1勝を確保してポーランドはもう攻めてこないであろう、決勝トーナメントのドローを睨んでコロンビアは勝ち切りにくるだろう、日本が追いつく可能性よりセネガルが追いつかない可能性の方が高いであろう と監督はクールに判断したのだろう。

だけどは「だろう」「あろう」ばかり、、、

私たちがスポーツに感動するのは、オノレの力の限りを尽くして道を切り開く姿を見るからこそでもあると思うけど、それとはまるで真逆だった。

フェアプレイポイントで進出とは皮肉だ、と皮肉を言いたくなるほど、深いところで「フェアプレイ」に反しているのではないかしら。

ギャンブルを「自分ではコントロールできないことに賭ける」と定義するなら最後の10分間はまさにギャンブル的。「現実的な作戦」と称賛する向きも少なくないようだけど、およそギャンブル的なることを「現実的」とは言わないかと。

1996年アトランタ五輪監督のときグループリーグで2勝(ブラジルを破った「マイアミの奇跡」を含む)しながら決勝トーナメント進出できずの苦い思いを噛み締めた張本人、も付言しなければこれまたフェアでないもしれない。

 

私は半世紀来のサッカー大ファン、日本代表も大応援しています↓

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