ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

映画「あん」

 「ある病気の元患者」徳江(サスガ!の樹木希林)は 小さなどら焼き店で働き始める。「ある病気の元患者」がゆえに50年間つくり続けてきた餡作りの大ベテランであった。

 「カゴの鳥」がキーになっている。さまざまな事情でその状況にある登場人物たち。
 「ある病気の元患者」ゆえ何十年間も「カゴの鳥」を強いられてきた徳江が、初めて「外の世界」で働けることになったときの心の底からの笑顔(わが映画鑑賞歴で忘れ難いシーンの一つになりそう)。しかし結局・・・
 終盤 徳江は、あがいていた「カゴの鳥」少女(リアル希林のリアル孫!にして本木雅弘の娘)から籠に入ったインコを受け取り・・・

 浅田美代子が偏見のカタマリ役を。「時間ですよ」のミヨちゃん(←古すぎ^^;)イメージが変わった(いい意味で)。こないな役者魂?の持ち主だったとはね。

(そう言えば、件のドラマ「時間ですよ」では 悠木千帆時代の希林が「ジュリ〜」と体をくねらせてたね。あの40余年前と希林の「外見」は変わらない⁇?)

 ドリアン助川の原作も読んでいるけど、どら焼き店店長がやや別の人みたい。小説で書き込まれていた負の葛藤があんまり、、、いい人っぽすぎると言うか、、、

miyashinkun.hatenablog.com