ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

クールヘッド、ブレイブハート

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オリンピック 日本選手のさまざまな活躍シーンには皆さまと同じく私も感激していますが

それほど注目されなかったかもしれない胸打つシーンがありました。

 

日本時間昨夜の陸上女子5000メートル予選で、知恵と勇気ともちろん力も振り絞って決勝進出を決めた上原選手です。

僅かな競技歴と長年の観戦歴(主にTV)を持つ私の見立て↓(以下、細かい説明は省きます)。

 

予選は二組に分かれ、各組の5着までと6着以下全体のタイム順上位5人が決勝に進出する。このレギュレーションでは、上原が入った一組目は中盤過ぎまでスローペースになりがち。

彼女の地力は決勝進出のボーダーラインを少し下回るレベルだったと思われ、トップレベルの選手たちにペースを上げ下げされたら対応が難しくなる。

 

そこで彼女自身のイーブンペースを保つためスタートから飛び出した。トップ選手には楽なペースなので着いて来られたら浮かぶ瀬が無くなる。

 

しかし、3500メートルぐらいまで50メートルほどの差をつけて独走した。予選通過確実な有力選手たちは仮に上原がそのままゴールしても自分には影響しないという思惑、それ以外の選手たちは有力選手をマークして、上原を追わなかった。それは彼女のクールヘッド通りの展開でもあったろう。だからと言って飛び出しはブレイブハートがなければでき得ない。まさにこのレースで上原クラスの選手が皆、後続集団で自重したように。

 

イーブンペースを守れたがゆえの余力とモチロン気迫で、追いつかれた後も粘り抜き 7着でゴール。タイム順4番目で見事に決勝進出!

 

(写真はきょう日経夕刊)

名セッター猫田

中一のときバレーボールのセッターがとっても上手い同級生がいて
ミュンヘン五輪の頃の名セッターにちなんで「猫田」というアダ名が付いた。小柄で、子猫のように可愛らしいルックス(声もボーイソプラノだった)にもあやかっていたと思う。

ところが10年後、渋谷駅内を歩いていたら長身青年にすれ違いざま頭上から「おい久しぶり」と野太い声で呼び止められ・・・
こどものときの体格はあんまりアテにならない、は40余年ぶりの小学校同窓会であらためて実感したけどね。

その30年後
ムスコの声が頭上で聞こえ^^;

 

秋の虫が

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どんなに激酷暑でも立秋を過ぎると必ず秋の虫が鳴き始める、が私的観察。今年も一昨日から聞こえています。

昨晩聞こえたセミとの合唱はいささかシュールだったけど。

 

温度ではなく日照時間が短くなったから虫たちは「秋」を「感知」している が私的見立て。(温暖化しようがしまいが、日照時間の推移は大昔から不変。)

今日は何の日

ナゼここで下着の話?と思っちゃったコトたびたびで

「パンツ」と聞いたらズボンと思うよう鋭意イメージトレーニング中。

テレビで「今日8月2日はパンツの日」と言っていて

イメトレの甲斐あり人生初、まず「ズボン」が思い浮かんだのですが、、、

何のことあない。下着の方でした。

8=パン、2=ツ だって。

OOの恩返し⁇

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朝、網戸の外側にいました。ひと晩 雨宿り? 
恩返し 期待しちゃおうかな(鶴ならぬカナブンがどこをどうやって?)、、、ただ軒を貸しただけじゃあね。
と言うより猛烈な雷雨で「中に入れてください」と訴えていたのを、、、恩どころかオニかも??

↑3年前のFacebook投稿です。東京の昨晩雷雨も激しかったですね。

小さな大横綱逝去

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亡き千代の富士九重親方)の菩提寺、東京谷中の玉林寺。銅像も建っています。

去年4月、千代田線根津から上野の美術館に行く途上で見つけました。

「大関は強い人 横綱は・・・」 - 行政書士ミヤシンの800字映画評

沢木耕太郎『流星ひとつ』

『テロルの決算』『敗れざる者たち』『一瞬の夏』。私より一世代上にあたる沢木耕太郎が20〜30代で書いたノンフィクションを 若いころ読んで、瑞々しさと「老成」に魅きつけられたものです。(後者はふつう褒め言葉ではないでしょうが、ココは褒め言葉で。)

本作は、30代前半の沢木による藤圭子へのインタビュー。長らく陽の目を見ることはありませんでしたが、2013年に刊行されました(新潮社)。全編会話文の異色スタイルです。

藤圭子は1970年前後に一世を風靡した演歌歌手で 宇多田ヒカルの母です、という注釈が要りますね^^;
宇多田ヒカルは2000年前後Jポップの旗手で 今NHK朝ドラの主題歌を歌っています、という注釈も要りますか?^^;

なつかしい!(何が?)


80年代に、ユーミン小田和正財津和夫の超豪華(とはいかにも陳腐な言いようだけど)ユニットがありましたね。
youtubeには加藤和彦坂本龍一後藤次利高中正義高橋ユキヒロがバックバンドを務めるアンビリーバブル(モチロンいい意味で)な映像も!


↑ありましたね なんて書いたけど
実のところ 本物を見たことも聴いたことはもなくて
「俺たちひょうきん族」で芸人たちによるパロディを見たことがあるだけでした。
ユーミン山田邦子、財津を片岡鶴太郎、小田は誰だったかな。
(鶴太郎扮する)財津和夫がいつの間にか(鶴太郎扮する)財津一郎になっている、というオチでした。

思いどおりにはいかぬもの


むかしの同僚に、0男5女の末娘がいました。
親御さんは4人目5人目には「できれば男の子を」と望んでいましたが、、、
「せめて静かな女の子に」とお父上が彼女の名前に「静」の字を付けたとのことです。
お父上の願いもむなしく?賑やかな(もとい朗らかな)人でした。
お姉様方も皆そうだそうです。彼女に名付けた時のお父上のお気持ち、よーく分かるような気がしたものです?!

↑ウイットに富む親御さん♬
くれぐれもヒドイ親なんて思わないでね。そうでないことはまさに彼女が賑やかな(もとい朗らかな)人に育ったことで明らかなのだから。