「バンクシーって誰?展」を観に行きました。
バンクシーと言えば、世界中でストリートアートを残したり有名な美術館に無断で展示したり極めつけはオークションでの「細断事件」と、まずは作品の「見せ方」で大きな話題になりますね。
本展は、実際のストリートを模したセットを拵えた上での絵の再現↓
とコレクター所蔵の額装作品↓
によって「バンクシーって誰?」に迫っています(大半の作品が撮影可でした)。
順路に沿って観進めるうちにバンクシー世界がなんとなくわかってきました。
超独創的とも奇をてらっている(言葉は悪いですが)とも言えそうな「見せ方」ですが、作品そのものが発するメッセージは真正面からの直球なのです(ストリートも額装も)。
この感想を端的に表していると思えたのが、バンクシー自身が立ち上げを手がけた中東ベツレヘムに建つホテル「The walled off hotel」。
「世界一眺めの悪いホテル」との別名通り全ての客室窓が「イスラエル」と「パレスチナ」を隔てる分離壁に向いていて、↓のようにバンクシー作の絵が見れます。
バンクシー世界のインパクトにガツンやられたあとだけに、ガチャグッズ大好きの私も会場内ショップの「バンクシーXコップのフチ子」がいかにもチープに感じられてしまいました。
まあ、もともとチープなテイストもまたガチャの良いところ。もちろんゲットしました。