政治家(もっぱら男だが)って野球語と戦争語が好っきだよねえ。まあ「全員野球」だの「続投」だのの前者はご愛敬と言えなくもないけど、絶対に戦争に至らせないことが一丁目一番地であるべき(はずの)政治家たるもの 後者はちょっとなあ。衆議院解散にいつでも備えておけというようなときの「常在戦場」をはじめとして、どれもこれもワザワザ戦争語を使わずとも他にいくらでも言い表しようがあると思う。
小泉進次郎氏あたりの発言にも多出するよね。だいたいからして太郎氏も進次郎氏もリアルで戦場知らないでしょうが。いや彼らより上世代の私も知らないけどね。徴兵されて戦場に赴いた世代の人には、そないな言 どう聞こえているだろうか。
単なる常用表現、言葉のアヤ、などと言うなかれ。こうした文脈でお決まりの言霊がウンヌンみたいなこととはまたちょっと違う不気味さのようなものを感じる。二人のような若手政治家(しかも政治的立場にかかわらず)の口からもポンポン出てくるところがなおのこと。
進次郎氏の戦争語例↓
野球語の例↓