その苗字、あるんだ
国際オリンピック委員会の会長はバッハだしね
映画「家族はつらいよ」
公開中の「家族はつらいよ2」、観に行こうかなあ。どうしよう。
というわけで、まずは先日テレビ放映されていた「家族はつらいよ」を見てみました。さすが笑いのツボを心得まくっておられるであろう山田洋次監督、大笑い5回 小笑い10回以上させてもらいました。でも、映画館まで出かけて行くほどではないかなあ。アラ(アラウンド)後期高齢者の主人公(話題の?橋爪功)の家族とのアレコレ話ですが、高齢化社会問題について何らかの示唆を得る、ということも特になく。
↓山田監督作品
miyashinkun.hatenablog.com
目からウロコ
t大学食はどのメニューもとっても美味しいのですが、若者仕様だけに全般にこってり傾向。その中でイチバンあっさりしているのが意外にもカレー、、、あっ 高温多湿のインド! 元々あっさりした料理、かな。意外でもなんでもない?!
『巨人の星』研究書?
1969年 日比谷野音、ジョン&ヨーコ
「横尾忠則HANGA JANGLE展」で展示されていました。町田市立国際版画美術館。撮影OKでした。
1969年12月24日、日比谷野音で開かれた「ジョン+ヨーコ・ジョンのよびかける愛と平和のクリスマス・パーティ」。
そのポスターを氏が手がけていたのもさることながら
このイベントのインパクトは最大級だったのだろうと想像します。ビートルズ解散前夜のこの時期、やっぱりジョンはこういう「単独行動」をしていたんだなあ。当時こどもで しかも何かとオクテだった私がビートルズを知ったのは解散後ですけど。
ポスターの両端に並ぶ名前。小田実、開高健、唐十郎、コシノジュンコ、小中陽太郎、筒井康隆、鶴見俊輔、寺山修司、なだいなだ、野坂昭如、羽仁進、、、時代を彷彿とさせる錚々たる顔ぶれ(いろんな意味で)。
横尾忠則 あしたのジョー 巨人の星
眞並恭介『すべての猫はセラピスト』
真並恭介『セラピードッグの子守歌 認知症患者と犬たちの3500日』
(ワタシ同様に)身内の介護に直面していてかつワンコ党 なら超特オススメ。そのどちらかなら特オススメ。モチロンどちらでもなくてもオススメ。2011年刊のノンフィクションです。表紙はセラピードッグの一員「メロン」。
ドッグセラピーを利用できる環境はまだまだ限られていましょうが
詳述されている、成功例のドッグセラピーが効果的である理由は
私たち自身が認知症者に対する上での大きなヒントにもなり得ます。
そして、人と犬とのパートナーシップの素晴らしさが余すところなく書き込まれています。
著者は、動物をめぐる作をものしているライター。動物の振る舞いの描写がとっても素敵です。「愛玩」調ではなく、生き物と「分かり合え」ているような。
松沢哲郎『想像するちから チンパンジーが教えてくれた人間の心』
おもしろすぎてワクワクしながら200ページ一気に読み切った。しかつめらしい四字熟語を使うなら、知的興奮、を覚えまくった。岩波書店、2011年発行。
著者は、チンパンジーのアイとアユムの研究で知られる。
全遺伝情報の98・8%が人間と一致するヒト科チンパンジー属(動物分類学上のチンパンジー。人間はヒト科ヒト属)の
西アフリカのフィールドと京大霊長類研究所(アイとアユム)での長年の研究・観察に基づいて
チンパンジーと人間の異同を「社会性」「親子関係」「ことば」等々多面的多角的に考察。
その目的は、人間とは何か、を知ることである。
まず
チンパンジーの「能力」を示すたくさんの事例がとても興味深い。
一つだけ紹介すると
緑インクで書かれた「赤」という漢字、赤インクの漢字「黄」、黄インクの漢字「青」・・・その漢字が何色のインクで書かれているかを
次々と答えるのは我々にとって意外と難しいが、「ことばを覚えた」アイにとっても難しかった、、、
そして
人間とは何か、のいくつかの仮説はエキサイティングでもあり所々?でもあったが
人間と他の動物を比較して~の比較認知科学としての説であり
そこはそれ
人間とは~を探究することは
哲学(「考える葦である」とかね)ばかりでなくあらゆる学問(芸術も宗教も、あるイミ仕事だって)の究極の目的(の一つ)であろうので。
文章はきわめて平易。それでいて研究・観察の手法をきちんと示し、ロジカルに論述している。
「茂みから一人、先頭のチンパンジー男性が姿を現した」(本書73ページ)
著者が一人二人と数え、男性女性と書くのは
メルヘン調ものがたりの擬人化とは、似て非なるモノ。