昔から夏休みの子供の定番の一つが読書(今は違うのかな)。自発的か(半)強制的かは別として。
本の帯に「文部省推薦」とか「課題図書」とかあるとそれだけで読む気が無くなっちゃったワタシ^^;
昔から夏休みの子供の定番の一つが読書(今は違うのかな)。自発的か(半)強制的かは別として。
本の帯に「文部省推薦」とか「課題図書」とかあるとそれだけで読む気が無くなっちゃったワタシ^^;
福山雅治、切ない大人のラブストーリーに挑む!「マチネの終わりに」主演で石田ゆり子とタッグ : 映画ニュース - 映画.com
テッパン!ですね。もともとギタリストでもあるし。
言いがかり的呟きだけど
あまりにもテッパンすぎる、というか 読んでいて完璧な二枚目はイメージしなかったワタシ^^;
60年代末から90年代半ばまで制作された映画「男はつらいよ」(寅さん)シリーズと80年代後半からゼロ年代にかけての「釣りバカ日誌」シリーズは、戦後社会史のちょっとした勉強になるかも。
第1作で結婚した(今や死語化しつつある「祝言を挙げる」 と言っていた)寅さん妹さくら夫婦の住まいはアパート→一戸建て、、、ポスト高度成長期にも給料はいちおう右肩上がり。その夫ひろしが勤めるのが、ちょうどこの時期に斜陽化した活版印刷工場。所帯を構えた当初の電話は、呼び出し。携帯は登場せず(公衆電話の名迷シーン多数)。
釣りバカ浜ちゃんが勤める建設会社。共用だったパソコンが一人1台になり、ブラウン管が液晶になり。携帯が登場。スマホはまだ。食卓でも会議中でも煙草 フツーに吸っていた。そして、「バブル」期とポスト「バブル」期の、戦後昭和「企業文化」がだんだん薄れていく(良くも悪くも)中での、珍騒動あれこれ。
毎週土曜夜BSジャパン、「釣りバカ日誌」放映中。西田敏行浜ちゃんもホントにおもしろい。渥美清寅さんにゼンゼン引けを取らないと思うなあ。
「ふぞろいのカボチャたち」「天使を憐れむ歌」「あのブランコを押すのはあなた」「たどり着いたらいつもどしゃ降り」
本書に収められている40ほどの文章各々に付された見出しのうちの4つです。それぞれ、TVドラマ、ブリティッシュロック、歌謡曲、Jポップのタイトルのもじりですね。何のもじりかを全て分かる方とは一晩中おいしくお酒が飲めると思います。
『〜の階級闘争』、まるでひと昔前の教条的左翼のガチガチのアジテーションを想像させるかのようなタイトルとは裏腹。遊び心↑からわかるように ユーモアに富むしなやかな文章、内容も難解なことなど全くありません。
著者は英国人と結婚してかの地に住む女性。保育士を務めています。
「英国は階級社会」とは私たちもしばしば耳にしますが、彼女が勤めるのはその最下層の地区に在る託児所。そこでの、2008年から2010年までと2015年から2016年までに彼女が直面した様々な出来事そして感じたこと考えたことが綴られています。2010年から2015年までの間には、公的助成の大幅削減や移民の一層増加といった事象も加わりました。いきおい、彼女は政治について心の底から腹の底から考えないわけにはいかなくなり・・・
みすず書房 2017年発行
お薦めと特お薦めに分けるとしたら、ダンゼン後者です。
ベルギー戦アディショナルタイムの本田フリーキックはもっともっと語られていいと思う。実況席NHKもテレビ朝日も「直接狙うのは無理」と言った距離から、、、彼は 直接狙った。
代表引退を決意していたとのこと。技術的にも気持ち的にも集大成だったのであろう素晴らしいシュート、入っていても全然おかしくなかった。入っていれば、たぶん日本が準々決勝に進出していただろう。
しかし、キーパーのナイスセーブでコーナーキックに。キッカーは本田。ベルギーの決勝点につながった そのキックを批判する向きもあるが。
キーパーがキャッチしやすい やや山なりぎみのボールは、同様の球質でのコロンビア戦 大迫ヘッド決勝点の再現を狙ったのだと思う。それをベルギーは研究済みでカウンターの絶好機と捉えていたのだろう。
ショートコーナーでボールキープして90分間を終わらせ延長戦に持ち込むべきだったという見方もあるが、試合展開からラストプレーで決め切るのが勝つ最大(にして おそらく唯一)のチャンスと判断したのであろう。
ルカクのスルー。2002年大会決勝での、ロナウドのゴールにつながったリバウドのスルーを思い出す。あの場面でのあのスルーは、やっぱり超ワールドクラスだからこそ出来ることだね。
前世紀、営業マンだったとき
当たり障りのない話にはニコヤカ穏やかなのに
核心に入ると一転ニベもなく断る人・・・
オノレの営業力不足はタナに上げてね。
なお、「グレムリン」はウラ「ET」で「ET」はオモテ「JAWS」というのが私的理解。違うかな。
代表引退を示唆 本田圭佑のビッグマウスも終焉か〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
決勝トーナメント一回戦ベルギー戦。同点で迎えた後半アディショナルタイム、ゴールラインよりもセンターラインに近い位置からの本田、フリーキック。まさにスキルとハートの集大成だったか、入ってもおかしくなかった。いろいろ批判する向きもあるようだけど、やはり本田のやってやるぞ!感は半端ないと思う。
ところが、それがある意味 アダになる。キーパーに弾き出され コーナーキックに、、、ラストプレーで試合を決めてやろうと相手が意気込む今こそが最大のチャンスと意思統一しきった 世界の強豪国がそこにいた。そして数十秒後。サッカーは怖い いや怖いほどに美しい。
決勝トーナメント進出を熱望していたのに
不思議なほど、嬉しい気持ちがしない。
一か八か、どころではない。10分間のうちにセネガルが1点取って引き分けになれば目論見は木っ端微塵に崩れるわけだから。
もちろん、猛暑で消耗しきっていたのであろう状況で、「体面を保つ」1勝を確保してポーランドはもう攻めてこないであろう、決勝トーナメントのドローを睨んでコロンビアは勝ち切りにくるだろう、日本が追いつく可能性よりセネガルが追いつかない可能性の方が高いであろう と監督はクールに判断したのだろう。
だけど ↑は「だろう」「あろう」ばかり、、、
私たちがスポーツに感動するのは、オノレの力の限りを尽くして道を切り開く姿を見るからこそでもあると思うけど、それとはまるで真逆だった。
フェアプレイポイントで進出とは皮肉だ、と皮肉を言いたくなるほど、深いところで「フェアプレイ」に反しているのではないかしら。
ギャンブルを「自分ではコントロールできないことに賭ける」と定義するなら最後の10分間はまさにギャンブル的。「現実的な作戦」と称賛する向きも少なくないようだけど、およそギャンブル的なることを「現実的」とは言わないかと。
1996年アトランタ五輪監督のときグループリーグで2勝(ブラジルを破った「マイアミの奇跡」を含む)しながら決勝トーナメント進出できずの苦い思いを噛み締めた張本人、も付言しなければこれまたフェアでないもしれない。
私は半世紀来のサッカー大ファン、日本代表も大応援しています↓
『猫だましい』。2000年刊行作の文庫化です。
著者は、心理分析で広く知られる故河合隼雄氏。多面性を持つ生き物である(と氏はみる)猫が登場する古今東西たくさんの物語を手がかりにして、人間心理について考察します。といっても学術論文などではなく、軽いエッセイです。
『長靴を履いた猫』や谷崎潤一郎作品と並んで取り上げられているのが、
これまた広く知られる絵本、佐野洋子『100万回生きたねこ』(初版1977年)。(小説『ユリシーズ』『ダブリン市民』を著した)ジェイムズ・ジョイスの絵本(!)やチベット仏教にまで話が広がっています。
『100万回〜』の表紙に描かれた 主人公「とらねこ」の姿を見て河合氏は「自主性、自立性の体現者という感じ」「恐れを知らぬ強さを感じさせる」と評します。ホントにその通りですね。
その唯我独尊的たたずまいが物語終盤には、、、ですよね(裏表紙に 表紙と対照的な姿が)。
巻末には、文庫本につきものの解説ではなく 大島弓子氏の「感想マンガ」。私は巻末解説をめったに読まないのですが(せっかくの読後感がエライ先生の解説で上書きされてしまうので^^;)、この「感想マンガ」は僅か4ページながら素敵な相乗効果になっていました。
この映画も 🐈が気になって↓
携帯電話の普及で禁じ手になったとも言われるけど
けさの朝ドラ「半分、青い」は、1990年代半ば、反対側のホームにいる主人公が入ってきた電車の陰に隠れて見えない彼に、子供の頃からの二人のお約束通り笛を(「マグマ大使の笛」を)吹く、、、
今なら笛の前にケータイ鳴らせよと思っちゃうね。
携帯電話が有るがゆえにすれ違った二人↓
初戦のコロンビアを撃破した日本代表、第2戦はセネガルですが
セネガルと言えば、16年前の日韓大会決勝トーナメント一回戦、スウェーデンとの試合を大分へ見に行きました。今はなき寝台特急「富士」で往復 0泊2日ダンガンで。
直線的なスウェーデンと曲線的なセネガル 互いに持ち味を出し尽くしたナイスゲーム。そして両チームの「絶対に勝ち進んでやる!」気迫がビシビシ伝わってくる大熱戦でした。
延長戦でゴールデンゴールを決めて飛び踊るセネガル選手たちと ピッチに倒れ込んだまま10分以上も動かなかったスウェーデン選手のコントラストは今でも目に焼き付いています。セネガルのウイングの 鋭角的な切り返しを交えながらの柔らかなドリブルも。