ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

甲子園は朝早くと夕方以降だけに 又は・・・(私案)

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私は、私ほどのスポーツ好きはあんまりいないのでは?という人間です(もちろん野球も)。私がスポーツ嫌いだから ↓を言うのではありません。

気象庁文科省環境省が「命にかかわる危険な暑さ」「日中の運動は控えるよう」などと注意喚起している猛暑。夏の甲子園は100回を迎えましたが、暑さは質量とも 前世紀とは根本的に異なります。

ただし、「真夏 甲子園 高校野球」が文化であることも等閑視はできないと思います。

そこで、朝8時から一試合&夕方4時から二試合の一日3試合にしたらどうでしょうか(一日2試合以下の準決勝決勝もその時間帯に設定)。延長戦は10回から即タイブレーク、もありと思います。

一日4試合を基本としている現行より出場校数を減らさざるを得ない、すなわち1県1代表を維持できないことになりますが、多少なりとも熱中症の恐ろしさを知る↓者としては安全第一かと(応援団や観客にとっても)。

又は、一日4試合=1県1代表を維持するためにも甲子園をドーム球場化!←「青空が見えなきゃ 夏の甲子園じゃない」てなことを言ってる場合ではないかと。

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自民党のLGBT政策

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ダイバーシティについて しっかりした認識が述べられています↑(と私なんぞが言うのも失礼だけど)。杉田水脈氏の文章を「問題への理解不足」と断じただけのことはありました。

政策パンフレット↑中の「多様性を受け入れる社会を目指していくべき」「この姿勢こそ、多様な価値観に立脚するの真の保守政党のあるべき姿」から 「真の保守政党」たる矜持も感じられた、と言ったら褒めすぎでしょうか。

もとより それは「真のリベラル政党」のあるべき姿でもありましょう。その共通基盤に立って、自民党が否定している↑同性婚の制度化や「ジェンダーフリー論」についても議論を深めていけばよいと思います。

↑は全体として、杉田氏文章への反論にもなり得ています。「生産性」のない国民に税金を費やしての行政は不要と氏は主張していますが、↑はいくつもの施策(それはモチロン税金を費やす)を講じるよう提唱しています。

性的指向性自認の多様なあり方を受容する社会を目指すためのわが党の基本的な考え方」↑は、氏が自民党から初出馬して当選した昨年衆議院総選挙で党の公約とされていました。

 

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映画「男はつらいよ」全48作

☆寅さんシリーズ1969年~95年公開☆

 「男はつらいよ」シリーズ全48作をなんども見ているが、わが息子が社会人になってから「分かった」ことがある。

 寅さん。「高嶺の花」に次々と惚れまくるわ、正業にはつかないわ、たまに実家の団子屋の店番をしても注文の電話を叩き切ってしまうわ。

 と並べると家族にとってただの厄介者でしかないが、実は「かけがえのない」存在。

 テキヤ仕込みの座談が愉快で夕餉が楽しくなる(たいてい最後は喧嘩になるが)といったことももちろんあるがそれ以上に、何かとお粗末極まりないだけに自分を超えることが決してなさそうだから。家族にとってそれがすこぶる心地よい。

 息子に超えられつつあるかもしれないことを薄々感じつつある(背はとっくに抜かれたが)このごろ、そこが「分かった」。

 このシリーズ、とりわけ面白いのが初期の作品だ。妹さくらの見合いの食事の席で得意の口上「尻の周りはクXだらけ」(第1作)、ご馳走を食べすぎて(!)入院した病室で乱痴気騒ぎ(第2作)、旅行社に金を持ち逃げされてハワイに行ったふりの居留守(第4作)等々若々しい寅さん=渥美清(40代前半)のハチャメチャが際立っていて。思い出すだけで笑ってしまう(もちろんメイ場面は中期作にも後期作にも枚挙にいとまがないが)。

 もう一つ初期が好ましいのは、彼の稼業は裏社会との連なりがあるのを示していること。作を重ねるにつれ、露店を構える「権利」はどうやって?のような疑問は持たない「お約束」が出来あがっていく。

 沖縄に行く手段として庶民は飛行機を思いつかない(寅がリリーの病床に駆けつける第25作)、「よき昭和」を描いたメルヘン映画とも言えよう。戻りたいとは思わないが。ウォッシュレットのない時代には。

部活中の熱中症

真夏に毎年のように、部活中の熱中症死という痛ましいニュースを目にします。それぞれの詳らかな事情は知る由もありませんので、私自身の熱中症体験を書きます。

高校生だった70年代、練習中は水飲むな が「常識」だった時代。ソレを私もまるっきり疑っていませんでした。
炎天下の夏合宿中、手足が痺れ始め、景色がモノクロに見えて。
明らかな脱水症状(だったと後年 気づいた)にもかかわらず、朦朧とする意識の中で 先輩やOBの「水は飲ませないほうがいい」という声が聞こえ。顧問だった体育教師も居合わせていました。
(水は飲まないまま)木陰で横になって事なきを得ましたが
もしも運が悪ければ、無知(モチロン私自身も)ゆえの不幸に至っていたかもしれません。あるいは、運がよかったから事なきだったのかもしれません。

だから
本当に絶対に気をつけてほしいと心から思います。とりわけ酷激暑の今年は。

 

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「半分、青い」は絶対に幸せになれないスズメの話

と私は言っております。このまま穏やかな日々が続くのかなと思いきやの、今朝の展開も。

スズメの表情、喜怒哀楽の怒哀がホントにハマっている。最近そんな感じの主演女優を見たなあと思い出してみたら、映画「ブルックリン」↓だった。まあ個人的な異性の好みかもしんないけど。

 

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映画「ワンダー 君は太陽」を観て

10歳の少年オギーは遺伝子の疾患により、いわゆるユニークフェイスだった。学校には行かず自宅で温かい家族と「オギーは太陽、父母と姉は惑星」として穏やかに暮らしていたが、勉強を教えていた母(ジュリア・ロバーツ)の決断により新年度から5年生に編入する。通い始めた学校で生徒たちから、好奇の目、いじめ、無視に直面。その影響で家族の間にも波風が立つ。しかしオギーの人としての魅力に同級生たちは次第に気づき、、、それにつれて以前よりもいっそう家族愛溢れる日々も戻る。

寄る年波により涙腺脆弱化とはいえ 何度も決壊。やっぱ映画は分かりやすいがイチバンと言いたくなる。
だから あと味も最高!と言いたいところだけど、私の気持ちには僅かに刺さった小さな棘が。
オギーに陰湿ないじめを繰り返した同級生ジュリアンのこと。停学処分を受け、ややステレオタイプぎみ嫌~な感じの親に転校させられる。
ここは「分かりやすさ」を徹底して日本のいじめストーリーにおける「お約束」のように、深く反省→心から謝罪→被害者の許し、と進んでほしかったなあ。あ、ひょっとしたらアメリカ的にはそれは「お約束」ではないのかしらん。(停学を言い渡した校長には反省の意を示していたが。)
父母と姉、オギーの親友になったジャックや姉の親友ミランダ各々の心のひだも丁寧に描き込まれていた。
とりわけ 高校一年の姉が出色。夕食のとき入学直後のオギーに学校生活について聞こう聞こうとする父母。3人が席を立ったあと 愛犬に向かって「私にも聞いてよ」と呟く。その頃、ミランダとの軋轢で悩んでいた。
父母から呼ばれ続けていた「世界一手のかからない子」の枠から少しでもはみ出そうと演劇クラスに飛び込む。何ヶ月も稽古を積んだ発表会でミランダの「アシスト」を受けて、、、わが涙腺は大決壊。 
2018年公開
 
主人公の姉と言えば、、、↓も素敵だった。
 
 

映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」

f:id:miyashinkun:20180415165619j:plain   入場券と共に配られた絵葉書↑は実在のモード・ルイス(1903年-1970年)作の絵

 薄幸の女性が、(過去形の)薄幸だった女性になる。夫となる彼と 「しあわせの絵の具」を得て。絵が売れに売れて、というのではない。彼との、変わらぬ質素な暮らし。心の奥底には、薄幸だった頃の ある傷を抱えたまま。
 ささやかな幸せ と言うなかれ。幸せは決して計量できないのだ。なにより、描いた人は幸せいっぱいに包まれているに違いないと感じさせられる、彼女の絵こそが物語っている。
 佳作! 2018年公開。


 原題は「Maudie」。邦題には成功例と失敗例があると思いますが、コレはゼッタイ前者だと。副題の「愛を描く人」はちとクドいかな。

 本作主演サリー・ホーキンス、最近の出演作品。「ブルージャスミン」で主役の派手好き姉と対比的な 地味め妹、「パディントン」ホストファミリーでパディントン🐻にイチバン好意的な母親、そして今年のアカデミー賞作品賞「シェイプ オブ ウオーター」で「ある相手」と恋をする主役。とっても多彩多才な実力派ですね。

 

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「この世界の片隅に」原作者のもう一つの佳作、ドラマ化

www.nhk.or.jp

大ヒット映画「この世界の片隅に」の原作者こうの史代によるマンガ『夕凪の街 桜の国』↓のドラマ化が、広島原爆投下の日に放送されます。 

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『第31回 現代学生百人一首』

1987年から長年 主催しておられる東洋大学に心から敬意を表したく思います。
昨年は小学生から大学院生まで応募総数約50,000首で、高校生が66%、中学生が31%。入選110首が公式サイト↓にアップされています。

第31回 東洋大学「現代学生百人一首」入選作品発表 | 東洋大学

全首を読みました。
とっても瑞々しく印象深い作品ばかりでした。

胸に突き刺さる思いがしたのは、北朝鮮ミサイルに関する 中高生5人の作。
平成生まれが戦争体験(「銃後」を含む)を直接聞く機会はまずないであろうし、もとより日本には徴兵制もありません。そのような若い世代だからなおのこと、平和で穏やかな日々にいきなりJアラートが鳴り響く「事態」への唐突感のようなもの(まさに十代の瑞々しい感性とあいまっての)が痛いほどに感じ取れました。
そのような「事態」に至った責任は我々大人世代にある と言うのは飛躍しすぎだとしても、彼ら彼女らの「唐突感」に想像力を働かせなければならないと思います。

 

「半分、青い」 やっぱり!

昨日今日と大転調!!

 

スズメ、喜楽より怒哀の表情がいっそうハマってるね。

 

スズメではないけど、「あしたに震えてた」とは凄いセリフ。

 

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「半分、青い」 中だるみ?

主人公スズメが漫画家を辞めてからの展開が ありがちなコメディタッチであまりにもユルユルとの不満の声が上がっているようですが、私もそう思います。スズメの演技もイマイチ冴えないかな。漫画家編の終盤が「神」だっただけに。
だけど
漫画家修行のため上京するまでもけっこうヌルかった。この先また、転調の妙を期待!

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「西郷どん」も このところ些か中だるみ? それとも?

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大ビン20本を

学生のときの夏休みに神宮球場でビール売りのアルバイトを1週間しました。
大ビン(缶じゃないよ)20本を首からぶら下げて。
肩こり首コリ腰痛の今の身では考えられません。
カラダ、新品だったんだねえ。
体のダメージはなかったのですが、売り上げの方は、、、
ベテラン連中と倍半分違いました。
およそどんなことにでも「経験に基づくノウハウ」があることを知ったおそらく最初です。 同じ場所で(商品説明の必要がない)同じ物を売っているのですから。