ミヤシンの映画と読書とスポーツ+馬鹿話

子供の時からミヤシンと呼ばれている男です。本や映画やスポーツやニュース等の感想を短く書きます。2016年1月に始めました(2020年4月にブログタイトルを変更しました)。

2022-01-01から1年間の記事一覧

公衆電話の練習!?

今や練習が必要なのか?! 衝撃的!!と思いきや、考えてみればワタシだって20年ぐらい使っていない。ちゅうことは20代以下は多くの人が使ったことないよね。あ、かく言うおぢももうすぐ使い方忘れるか。

落合恵子氏、問題の言

国葬反対デモで落合恵子氏が「疑惑を晴らしてから死ねよ」と言った動画が拡散して非難されています。 その一文そのものはたしかに暴言の謗りを免れないとは思います。 だけど実際に聞いてみると「安倍元首相に生きてて欲しかったんです。そうですよ。理由言…

河合隼雄『大人の友情』

オノレを振り返ると、一生モノと思っていた10代からの友とアラフィフから疎遠になっちゃったり、アラフィフからの偶発的な友と昵懇になったり。いろいろです。やっぱり我ら人間はナマモノだから!? 直球タイトル『大人の友情』。著者は言わずもがな、広く知…

大森音頭!?

昨夜のテレビ東京「出没!アド街ック天国」は大森海岸でした。 ワタシにとって大森海岸と言えば、新歓コンパのとき大森育ちのT林先輩が披露してくれた「大森音頭」。地元で歌い継がれているというフレコミでした。たしか出だしは「♪大森かいがん海苔づくり〜…

夏と言えばカルピスだった

カルピス飲まなくなって久しいなあ。 今世紀に入ってからは居酒屋でカルピスハイなるモノをいっぺん飲んだことがあるだけ。ソレなかなか いけたけどね。 ↓三島氏はカルピス創業者。人物評伝の傑作と思います。 miyashinkun.hatenablog.com

一塁へはヘッドスライディングが定着!?

今夏の高校野球を見ていると、「一塁にはヘッドスライディング」が格段に増えています。 かつては「駆け抜けたほうが速いと言われているけど気持ちでヘッドスライディング」というテイでしたが(解説者もそう言っていた)、4年前の研究成果↓が契機なのでしょ…

「卒業」、ありえん!

今朝の「ちむどんどん」、いま1980年頃のストーリーですが、ヒロインが独立のため店を辞めるとき「今日をもって卒業します」と。 いやいや、その時期「卒業」なる言いよう未だしていなかったよね。今の朝ドラが悪評紛々なのも、むべなるかな。 実は「卒業」…

丸谷才一『合本 挨拶はたいへんだ』

丸谷才一氏が結婚披露宴や葬儀や授賞式等々で行った祝辞や弔辞や謝辞等々のスピーチを集めた一冊。 1988年発行『挨拶はむづかしい』と2004年『挨拶はたいへんだ』が2013年に合本されました。 何十年も前ですが、丸谷氏のことを私は「旧かなづかいに拘る頑固…

「大佐」を「だいさ」と

いまNHKスペシャルで連夜「新シリーズ太平洋戦争」を放送していますが、一昨日ナレーションが「大佐」を「だいさ」と発音していました。 ネット検索してみたらNHK放送文化研究所のサイトがヒット↓。昭和期日本海軍ではまさに「だいさ」と呼んでいたのですね…

台風の 雨止む刹那 鳴く蝉よ

台風の雨止む刹那鳴く蝉よ miyashinkun.hatenablog.com彼らにとって いちにち一日がとても貴重 miyashinkun.hatenablog.co

☔の止み間に大音声

台風接近中、雨が止んだ僅かな時間、蝉が鳴き続けている。地上にいる期間はごく短く、にアピールするためとあらば 同士としてなおのことグッとくる。

「ことりどう」さんも?

今朝『毎日新聞』一面コラム「余禄」によると、駄菓子屋にも物価高騰が押し寄せていて多くの菓子が1円刻みで値上げされている、と。 このお店↓の前は一昨年12月以来通っていないのですが… miyashinkun.hatenablog.com

『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたか』

落合博満氏が中日ドラゴンズ監督であった8年間にわたって番記者だった著者が、氏の内面によくぞここまで!肉薄した人物評伝。鈴木忠平著、文藝春秋社、2021年発行。 現役時代の自身がそうであったように、氏は選手たちに技術をとことん磨き抜くよう求めまし…

西村私小説ワールドに相応しすぎる追悼特集! 『文學界』さん、い~い仕事してますね!!

遺作で岡惚れした「久子」の手記、準レギュラー「新川」の回想・・・我ら西村賢太ファンに絶対のオススメです。 この『文學界』は前号なのでまずは図書館で。図書館借りする読者にもまた「貫多」は(賢太がエッセイで、だったかな)は口撃を加えていましたが…

山極寿一X小川洋子『ゴリラの森、言葉の海』

霊長類学者として、小説家として、名高い二人の対談です。 山極さんは後書きで「(小川さんにとっての)言葉の森と(山極さんがフィールドワークする)自然の森は似ている」と。「どちらの森でも、僕たちはストーリーを求めて彷徨っていることに変わりはない…

『「ナパーム弾の少女」五十年の物語』

ある年齢幅なら誰もが見覚えのある、ベトナム戦争を捉えた写真。 当時9歳のベトナム人少女キム・フックさん。1972年6月8日、ナパーム弾によって着ていた服はすべて吹き飛ばされ、全身にわたる火傷を負いました。 絶望的な容態。担ぎ込まれた病院を転院させら…

丸山正樹『ウェルカム・ホーム!』

丸山正樹氏の新作。特別養護老人ホームの新米介護士が主人公の、7話からなる連作短編集です。今年5月発行。 さすがのストーリーテリングで一気に読ませます。尽くされたであろう取材に基づく洞察は丸山氏ならでは。デフ(ろう者)とコーダ(聞こえない親を持…

『読む時間』

読書大好きにして動物大好きな私にとって ↑は垂涎の「時間」です。 世界五大陸各国の、名もなき120人余りの様々な「読む時間」を捉えた写真集。本や新聞や雑誌を 家で教室で車中で公園で街角で、椅子に座り地べたに寝そべり柵にもたれて立ちながら・・・人間…

ナゼいつも自民党圧勝?

前々回の米国大統領選挙でヒラリー・クリントン氏が「トランプ氏を支持するのは嘆かわしい人たち」と口にして、そのように言われた「人たち」からますます反感を持たれたことがありましたね。 近年の国政選挙で自民党が圧勝する一因に同様の構図があるのでは…

てんとう虫が

植木鉢の縁を2周しました。「♪てんとう虫のサンバ」 を結婚披露宴で友人たちが合唱する定番はもはや随分むかしのことになったのでしょうね。1980年代に私もいっぺん歌ったことがあります。

止めるべきは批判でなく「口撃」

昨日の犯行が絶対に許されないのは言を俟たないですが「批判が暴力につながった」「その言いようは言論封殺につながる」とやり合うよりもまず、政策や言動に対する批判と 侮辱とも言うべき人格攻撃を峻別して、控えるべきは元首相に対しても散見された後者(…

古のウォークマン

親の遺品を整理していたら・・・ネットで調べたら 1985年新発売モデルのもよう。 単三電池1個付きで 重さ230グラム(カセットテープは入れずに)。やや ずっしり感あり。当時は「なんて軽いの!」と感激しただろうけどね。ちなみに私がいま使っているアイフ…

吉開章『ろうと手話 やさしい日本語がひらく未来』

外国人への日本語教育に取り組む吉開章氏。日本語が第二言語という点で外国人と聾者は共通するとの認識を得て、氏が実践している「やさしい日本語」を聾者とのコミュニケーションにも!と提唱します。 「やさしい日本語」、具体的には「ハサミの法則」すなわ…

🏉を見に豊田スタジアムへ行って来ました

一昨日、愛知県豊田スタジアムでラグビー日本代表対フランス代表戦を見ました。 朝 ひかりで新横浜から豊橋へ 豊橋で名鉄に乗り換えスタジアム最寄りの豊田市駅に向う 午後3時5分キックオフ 42-23でフランスが勝利 帰り夜7時41分豊橋発こだまに乗り込むとき…

『世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか』

『毎日新聞』海外支局の記者による7カ国のリポートを収録。少子化は世界的課題ですが、国によって様相が異なることが分かります。 2021年の合計特殊出生率が0.81と日本の1.30を大きく下回る韓国。その背景には日本以上かもしれない「若者の生きづらさ」があ…

西村賢太 絶筆

今年2月に54歳で急逝した西村賢太氏。月刊『文學界』に連載中だった『雨滴は続く』が5月30日に文藝春秋社から発行されました。 いつもながら、氏自身と思しき私小説家 北町貫多が主人公の私小説。 いつもと違うのは分量です。短編が多く、長編でも最長200ペ…

エレベーターに鏡が付いているのは車椅子ユーザーのためだった

かごの中で回転ができない際、後ろ向きで出るときに後方を確認するためです。「車椅子ソファアンぺぇたぁの一日」↓https://ariosoweb.com/campuslife/kurumaisusophian/「エレベーターのかごに鏡が付いている理由と関連法令」↓https://aiwaok.jp/articles/el…

けさ雨上がりの紫陽花

紫陽花の「花」って かなり長持ちするように思うけど、それは やっぱり花じゃないからかなあ。 ↓花じゃない「証拠」 miyashinkun.hatenablog.com

映画「私だけ聴こえる」

コーダ(CODA=Children Of Deaf Adults)とは、耳の聞こえない親から生まれた耳の聞こえる子。米国における若い女性コーダ4人の心の揺れを追うドキュメンタリー映画です。 4人の一人、5代続くろうの家族に生まれたナイラさんのとても印象的な言「ずっと、ろ…

立花隆『インディオの聖像』

故立花隆氏は1986年暮れから20日間ほど南米に赴き、16〜18世紀のスペイン人キリスト教聖職者たちによる伝道の跡を取材しました。 本書では1987年発行の雑誌に掲載された短い文章二つと、30数年前に刊行予定だった長めの未発表文章一つを収録。 取材と「(氏…